<目元まわりの美容意識調査> 目の“たるみ・くぼみ”で10歳以上も老けて見える恐れあり! ~たるみ目によって「冷たそう」「不機嫌そう」と 思われるにも関わらず 目元に悩みを抱える人の2人に1人はなにも対策していない~
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡 哲也)と目元の美を創造する株式会社コージー本舗(本社:東京都台東区、代表取締役社長:小林 義典)は、40、50歳代の女性、計972名を対象に、自分自身の顔まわりに関する美容意識のほか、目元まわりが相手に与える印象の違いに関する調査を共同で実施しました。
花見シーズン到来。外出の機会も増え、写真を撮ることも多くなるこの季節、風景や背景は“映え”ても、肝心の自分の顏が“映え”ないと感じる40、50歳代の方も少なくないのではないでしょうか。実際、まぶたがたるんだり、くぼんだりすることで目元まわりがはっきりせず、顔に影ができてしまい、残念な写真になってしまうということも考えられます。
調査の結果、自分の目元まわりが残念と感じている人が多かったほか、他人のまぶたのたるみ、くぼみによって、実際の年齢より10歳以上も“老け見え”するというショッキングな事実や、「冷たそう」「不機嫌そう」などネガティブな印象を抱くことがわかりました。また、約9割もの女性が目元に悩みを抱えながら、そのうち2人に1人しか対策をしていないという実態も浮き彫りになっています。
そこで、今回の調査レポートでは、目元の悩み解決に向けた一助として、医療的観点で眼科専門医と、見た目印象の観点でヘア&メイクアップアーティストといった、2名の「All About」の専門家(=ガイド)が、目元の悩みやその対策との関係性について解説します。
調査結果のポイント
・40~50歳代女性の3人に1人は「目の下やまぶたのたるみ」、「くま」など
目元まわりの要素で加齢を意識。
・9割近くの人が「目の下のたるみ」を筆頭に目元まわりに何かしらの悩みあり。
一重まぶたより二重まぶたの人の方がその傾向が顕著に現れる。
・「たるみ・くぼみ目」になると相手に10歳以上も
“老け見え”されることが明らかに!!
「冷たそう」、「疲れていそう」という悪印象を与える結果も。
・目元まわりで悩んでいる人は多いのに2人に1人は対策をしていない!?
40~50歳代女性の3人に1人は「目の下やまぶたのたるみ」、「くま」など
目元まわりの要素で加齢を意識。
40~50歳代の女性972名に対し、自分の顔を見て加齢を感じる要素を尋ねたところ、「シミ・ソバカス」(59.2%)が最も多く、ついで「ほうれい線」(55.8%)となり、どちらも5割を越える結果になりました。肌については、「トーン」(29.5%)や「肌質(乾燥)」(29.4%)よりも、「ハリ」(46.7%)の状態の方が、加齢を感じるバロメーターとなっているようです。また、「目の下のたるみ」(36.5%)、「目の下のくま」(34.0%)、「まぶたのたるみ」(32.0%)といった目元まわりの変化についても、3割近くの女性が加齢を意識するきっかけになっていることがわかりました。【グラフ1】
【グラフ1】自身の顔を見て加齢を感じる要素
9割近くの人が「目の下のたるみ」を筆頭に目元まわりに何かしらの悩みあり。
一重まぶたより二重まぶたの人の方がその傾向が顕著に現れる。
目元まわりで加齢を意識する人が一定数いる中、目元についての悩みについても尋ねたところ、「悩みはない」と回答した人は14.6%にとどまり、実に9割近くの人が何かしら目元の悩みを持っていることが明らかになりました。内訳をみると「目の下のたるみ」(36.1%)が最も多く、「くま」(31.8%)、「目の周りのシミ・ソバカス」(30.0%)、「まぶたのたるみ」(29.5%)、「目尻のシワ」(28.5%)が続き、いずれも3割近くの人が悩みとして挙げていました。【グラフ2-i】
なお今回、対象者に“まぶたの形状”を尋ねており、20代の頃と現在、どちらにおいても“一重まぶた”もしくは”二重まぶた”と回答したグループそれぞれでの比較も実施しました。前述の目元の悩みでみてみると、“二重まぶた”のグループの方が、「目尻のシワ」をはじめ、「目の下のたるみ」、「くま」など、全般的に“一重まぶた”のグループよりも悩みの度合いが高いことがわかりました。加齢とともに、まぶたの形状による変化の悩みに差異があると言えるでしょう。【グラフ2-ii】
【グラフ2-i】目元の悩み
【グラフ2-ii】目元の悩み(まぶたの形状別)
「たるみ・くぼみ目」になると相手に10歳以上も“老け見え”されることが明らかに!!
「冷たそう」、「疲れていそう」という悪印象を与える結果も。
まぶたの形状が相手に与える印象の違いを探るため、同一人物でも、まぶたの上に“たるみ”の有り・無しの2種類の写真を見せた上で、たるみのある写真Aの人物について印象を尋ねたところ、マイナスの印象の中でも、「冷たそう」(34.2%)、「不機嫌」(30.3%)、「暗そう」(28.1%)といった項目が上位にきました。【グラフ3-i】
その中で「老けて見える」(17.5%)と回答した人に、二重まぶた化粧品を使用した写真Bと比べて、どれくらいの年齢差を感じるか追加質問したところ、「4歳以上」と回答した方が9割にもなり、「10歳以上」の年齢差を感じる人も約3割存在する結果になりました。【グラフ3-ii】
写真A(まぶたがたるんだ50代女性の目元)
写真B(写真Aに二重まぶた化粧品を使用した状態)
【グラフ3-i】たるみ目(写真A)の人物から受けた印象
【グラフ3-ii】写真Aに感じる年齢差
同様に、まぶたの“くぼみ”の有無での写真を比較したところ、写真C(くぼみ目)の人物のマイナス印象として「老けて見える」(46.8%)、「疲れていそう」(45.5%)の2つが、“たるみ”よりも顕著にあらわれる結果になりました。【グラフ4-i】
二重まぶた化粧品を使用した写真Dと比較して感じる年齢差については、「4歳以上」と回答する人の割合は9割近くとなり、“たるみ目”と大きく変わらない中、「10歳以上」(34.9%)と回答する人が最も多く、“たるみ目”よりも“くぼみ目”の方が老け見えすることが明らかになりました【グラフ4-ii】
写真C(まぶたがくぼんだ40代女性の目元)
写真D(写真Cに二重まぶた化粧品を使用した状態)
【グラフ4-i】くぼみ目(写真C)の人物から受けた印象
【グラフ4-ii】写真Dに感じる年齢差
目元まわりで悩んでいる人は多いのに2人に1人は対策をしていない!?
目元まわり悩みを持っていると回答した830名の方々に、その対策として実施しているものを聞いたところ、実に2人に1人が「対策はしてない」(47.3%)という実態が明らかになりました。対策として最も多かったのが「美容液」(21.3%)で、次いで「コンシーラー」(17.0%)、「目元用クリーム」(16.0%)となりました。【グラフ5】
対策していない理由については、「効果的なケアが分からない」「お金が掛かりそう」が2大要因となりました。さらに、まぶたの形状別に比較すると、“二重まぶた”の方が、「効果的なケアが分からない」と回答する割合が、“一重まぶた”の人よりも約20ポイントも多い一方、「お金・時間が掛かりそう」のほか、「すでに諦めている」といった声は、“一重まぶた”の人から多く上がる結果になりました。【グラフ6】
【グラフ5】目元の悩み対策で実施しているもの
【グラフ6】目元対策をしていない理由(まぶたの形状別)
All Aboutガイドによる解説
「眼科医 / 目の病気」ガイド:大高 功
慶應義塾大学医学部卒。日本眼科学会認定眼科専門医。現在「横浜相鉄ビル眼科医院」院長。目のすべてにわたって、トータルで一流の治療、特に手術治療ができる医師であることを目指し、「眼科手術全般」を専門としている数少ない医師の一人。
今回の調査結果をみると、二重の人の方が「目元周りのマイナス要素」で加齢を感じる割合が多いということがわかります。加齢と共に、全員まぶたは緩やかに下がってくるので、二重の人は、その二重の幅が大きくなり、下がったことが目立ちやすいです。実際、臨床の現場でも、二重が綺麗であった人ほど、加齢による変化に悩んでらっしゃる方が多いです。
一方、40歳以降で「二重を再構築にする」ことには、“美容的に見映えが良くなる”のほか、“まぶたが上がるので医学的に眼瞼下垂(上まぶたが垂れ下がった状態)が改善する”という2つのメリットがあります。美容面でいうと、二重にするには、埋没法などの手術をするほか、二重まぶた化粧品などを使うやり方もあるでしょう。日常の診療で、手術を受ける患者さんはとてもよく見ますが、まぶたの中に糸を残したりするせいか、術後数年経ってから、糸の部分が腫れるといったトラブルが極稀に発生します。施術ミスではなくて、体質による部分も大きいでしょう。その点で、二重まぶた化粧品は、皮膚がその化粧品に過敏症でないというのが大前提ではありますが、より安全と言えると思います。
また、医学的観点での「二重の再構築」のメリットですが、加齢でまぶたが下がってくると、無意識のうちに額の筋肉で上げようとするため、額にシワが入りやすくなります。さらにそれが酷くなると、額の筋肉の使いすぎなどで、慢性的な頭痛や酷い眼精疲労になる人もいます。二重を再構築すると、まぶたが少し上がります。重度の眼瞼下垂では、どうしようもないですが、やや下がりぎみ、ぐらいであれば、額の負担が大きく減ります。調査結果をみると、目元悩みの対策として“効果的な方法が分からない”、“お金と時間が掛かりそう”と回答する方が多くいらっしゃいました(グラフ6)が、二重まぶた化粧品でしっかりと二重が入るなら、これらの課題を解決する有効な手段の1つになるのかもしれません。
「メイク」ガイド:新見 千晶
美容誌・雑誌・広告などで、モデル・女優・タレントを担当するヘア&メイクアップアーティスト。美容雑誌、WEBマガジンではメイク解説や撮影で培ったプロの美ワザなどコラムも多数執筆。(著者書籍)朝5分ヒミツの美ワザ55(主婦の友社)、一重奥二重さんの魔法のメイクBOOK(サンクチュアリ出版)、いつものメイクにトッピング!瞬間・変身メイクBOOK(世界文化社)
40代以降になると、目のたるみのせいで、実年齢よりも老けた印象を与えることもあると思います。自分で認識はしているものの、効果的な解決方法がわからない、お金がかかるのでは、と思ってしまっている方は多いのでは?顔の中心である目元まわりは視線が集まる場所なので、特に見た目年齢を左右しやすい箇所です。そのため、適切な演出をするとすぐに若見え効果をだしやすい箇所であるとも言えます。私が40代以降の女優やモデルの目元まわりのメイクをする際に、実践している方法をより簡略化してお伝えすると……。
まず普段のスキンケアの際に丁寧な保湿をこころがける。次に、ベージュ系のラメ入りのアイシャドウをまぶた全体に塗る。こうすると、光の効果でまぶたはふっくらとして見えます。それから黒かブラウンのアイライナーで目の際に細くアイラインを引く。これだけで、かなり目の印象はぱっちりとし、たるみが軽減して見えるはずです。
その上で、二重まぶた化粧品を使い瞬間的にまぶたを引き上げると、さらに目がぱっちり見えるでしょう。写真撮影や特別な日に行うのも良いと思います。
たるみ目やくぼみ目を大きく自覚していなくても、下記(チェックリスト)のような現象を感じている方は、たるみ目のサインが表れています。早く気付いて対処することにより、“老け見え”やネガティブな印象とは無縁の毎日を過ごしたいものです。
じつはたるみ目のサインかも?チェックリスト
調査概要
・調査期間 :2019年2月26日(火)~2019年3月1日(金)
・調査対象 :40歳以上60歳未満の女性
・対象エリア :全国
・有効回答者数:972名(40代:505名、50代:467名)
・調査方法 :インターネットリサーチ
■「オールアバウト」について URL: http://corp.allabout.co.jp/
約1,300のテーマごとに、専門の知識や経験を持った人=「ガイド」が、その分野に関する信頼性の高い情報を提供する総合情報サイト「All About」を運営。2001年2月15日のサイトオープン以来、順調にユーザ数を伸ばし、月間総利用者数は約2,500万人(2018年7月実績)となっています。「あなたの明日が動きだす」というサイトスローガンのもと、システムだけでは到達しない満足度へ“人”がナビゲートするサービスです。
■「コージー本舗」について URL: https://www.koji-honpo.co.jp/
1947年日本で初めてつけまつげを商品化したつけまつげのパイオニア。つけまつげのノリの技術から生まれた二重まぶた化粧品「アイトーク」は1980年以来支持され続けている代表商品です。メイクのスペシャルテクニックを具現化するメーカーとして、目元まわりの製品を製造販売しています。
会社概要
○株式会社オールアバウト https://corp.allabout.co.jp/
本社 :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-8
設立 :2000年6月
資本金 :11.99億円
代表取締役社長:江幡 哲也
事業内容 :専門ガイドによる総合情報サイトの運営、インターネット広告事業
○株式会社コージー本舗 https://www.koji-honpo.co.jp/
本社 :〒111-0036 東京都台東区松が谷2-26-1
設立 :1960年4月
資本金 :1億円
代表取締役社長:小林 義典
事業内容 :化粧品、アイラッシュ、アイメイク用品、ネイルケア用品、
キャラクター商品、ファッション用品の製造販売・輸出入、
キャラクター版権事業