【名城大学】女子駅伝部出身のオリンピアン・山本有真選手が本学を表敬訪問
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本学女子駅伝部の卒業生で、パリオリンピックの陸上女子5000㍍に日本代表として出場して本学から5人目となる夏季大会のオリンピアンとなった山本有真選手(2023年人間学部卒、積水化学)が12月10日、天白キャンパスを表敬訪問し、本部棟で立花貞司理事長、小原章裕学長と懇談。「4年後のロサンゼルスオリンピックも目指します」と力強く宣言しました。
山本選手「アジア大会出場も目標。大会の時にはぜひ盛り上げてください」
1年生からチームの主力メンバーとして全日本大学女子駅伝と富士山駅伝の連覇に貢献した山本選手。卒業後は積水化学に入社し、今年6月の陸上の日本選手権女子5000㍍で2位に入り、五輪切符を獲得しました。そして、パリオリンピックでは5000㍍の予選1組に出場して15分43秒67のタイムで17着となり、決勝には進めませんでしたが、レース前半に後続を大きく引き離す積極的なレース展開を見せ、注目を集めました。

懇談ではまず、パリオリンピックで着たジャパンのウェアを披露した山本選手。小原学長からこれからの目標を問われると、「2025年9月に東京で開催される世界陸上と2026年に愛知で行われるアジア大会、そして4年後のロサンゼルスオリンピックに5000㍍で出場することを目指しています」ときっぱり。「アジア大会の時はぜひ盛り上げてください」と立花理事長らに呼び掛けました。
「富士山駅伝を前に、後輩たちに刺激を与えてください」と小原学長
懇談はオフの話題などにも及び、「どうやって息抜きをしている?」との質問には、「大会や合宿に海外遠征と、走らない時はありません。休みは年末とお盆だけ」。この日は来年3月発行の「名城大学通信第68号」の取材を受けるために名古屋を訪れ「プチオフを頂いて、おかげで休めることができました。後輩と一緒に走りたい」と笑顔を見せた山本選手に、小原学長らは「富士山駅伝を前にぜひ後輩たちに刺激を与えてください」と声を掛けていました。
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