JENESISとソラコム、新IoTデバイス「GPS + Beacon Edge Unit SORACOM Edition」を共同開発
~位置・環境・ビーコン情報まで1台で網羅、手軽でスピーディなIoT導入を実現~
テクミラホールディングスの子会社でIoTデバイス事業を展開するJENESIS株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO 藤岡淳一、以下JENESIS)は、株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:玉川 憲、以下ソラコム)と共同で、IoTデバイス「GPS + Beacon Edge Unit SORACOM Edition」を開発いたしました。本製品は本日7月16日より、IoTデバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」(https://soracom.jp/store/)にて予約を開始いたします。(※出荷は8月下旬から9月上旬の予定です)
なお、本製品は日本国内での展開に加え、ソラコムの欧州法人を通じて欧州市場での販売も予定しております。JENESISとして海外市場を視野に入れた製品展開は今回が初となり、今後はグローバル市場を見据えた取り組みを一層推進してまいります。
位置も環境情報も、これ一台。スマートに可視化するIoTデバイス
本製品は、GPS及びQZSSに対応した位置情報取得、温度・湿度などの環境センシング、BLEビーコンの送受信機能を搭載したIoTデバイスです。IoT導入に必要な基本機能を集約することで、PoC(概念実証)から本番運用まで、低コストかつ短期間での導入を可能にします。さらに、取得したデータはSORACOMのクラウドサービスと連携することで、リアルタイムに可視化・蓄積することが出来ます。
本体には1,500mAhのバッテリーを内蔵し、電源確保が難しい現場でも運用が可能です(電池を経由しないACアダプタ運用も可)。また、IoT用途に適した通信規格「LTE Cat.M1」対応により、省電力かつ広域通信を実現。さらに、外部アンテナ(GPS・LTE)接続にも対応しており、受信性能の向上や、設置場所を問わない柔軟な活用を可能にします。

・多様なニーズに対応可能なオールインワン設計
位置情報、環境データ、ビーコンの送受信といった基本機能を網羅。見守りサービスや営業車のトラッキング、衝撃感知、出席・在籍管理、荷物や農作物の温湿度管理など、さまざまな利用シーンに対応します。
・SORACOMサービスとの連携によるデータ活用
ソラコムが提供するデータ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest」や、IoTダッシュボード「SORACOM Lagoon」と連携し、デバイスから取得したデータを手軽に可視化・蓄積。現場の状況把握やサービス改善を支援します。

・柔軟なカスタマイズにも対応
本製品でカバーされていない要求仕様についても、運用要件やコストに応じた機能の追加・削減、筐体デザインの変更など、小ロットで柔軟なカスタマイズ対応が可能です。
JENESISはIoT プラットフォーム「SORACOM」を活用したデバイスの開発・製造に長年取り組んでおり、ソラコム製のeSIM実装数ではパートナー企業の中でもトップクラスを誇ります。これまで両社で培ってきた実績・パートナーシップを活かし、今後もIoTのさらなる普及と価値創出に向けた取り組みを共同で推進してまいります。
<ソラコムについて>
【商 号】株式会社ソラコム
【本 社】東京都港区元赤坂1丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
【代表者】玉川 憲
【URL】https://soracom.com/
【事業内容】IoTプラットフォームSORACOMの提供
<JENESISについて>
【商 号】JENESIS株式会社
【本 社】東京都千代田区神田司町 2-8-1 PMO神田司町7F
【代表者】藤岡 淳一
【URL】https://www.jenesis.jp
【事業内容】ICT・IoT機器の開発・製造、ソフトウェア開発およびカスタマーサポート受託
<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町 1-23-1 住友不動産神田ビル 2 号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
エンタメやHealthTech、FinTech、HRTech、EdTech等のデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供
◆IoT&デバイス事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供
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