イリス、インターモールドに初出展 欧州の最新金型製造・メンテナンスおよびプレス技術を紹介
株式会社イリスはインターモールドに初出展し、欧州製の金型製造および メンテナンスを飛躍的に向上させる工法や精密プレス技術を紹介
産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ハルトムート・パネン)は、2022年7月6日~7月9日の間、ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)にて開催される「インターモールド名古屋」に初出展し、欧州製の金型製造およびメンテナンスを飛躍的に向上させる工法やプレス技術の販売提案活動を強化いたします。
今回イリスがインターモールド名古屋にて出展するメーカーとその技術を以下に紹介いたします。
ドイツ・ブロームユング(Blohm Jung)社は、クリープフィード研削盤を用いた金型パンチ・ダイスの超高速製造法を紹介。高剛性筐体および高出力研削軸により、ミリ単位の切り込み量を1パスで研削を可能とするクリープフィード研削技術により、従来のレシプロ研削・エンドミルによる切削加工・ワイヤーカットや放電加工に比べ、飛躍的に金型や部品の生産性を向上させる工法を提案いたします。
ドイツ・フォージェット(4JET)社は、高出力レーザーにより、非接触かつドライに金型や部品の表面クリーニングを行うことが出来ます。この技術により、ゴム・プラスチック・食品・複雑金型の洗浄、溶接前または溶接後の金属の錆や酸化物除去、表面塗装・ペイントの除去、金型のコーティング・溶射・溶接前の表面処理に係る時間と手間を大幅に短縮することが可能です。
スイス・ファインツール(Feintool)社は、新開発の新世代プレス機FB Oneと金型のコンビネーションにより、燃料電池セパレーターの電極板パターンの精密流路成型が可能となる板鍛造ソリューションを提供いたします。特に流路形成については、ステンレス板の精密深絞り加工により、薄板の絞りR部分に亀裂を発生させたり板の肉厚を薄くさせることなく側壁が90度に限りなく近い深溝を形成する事を可能とし、セパレーターのパフォーマンス向上に寄与します。
その他、シャフト中空軽量化を実現する鍛造技術である、ドイツ・フェルス(FELSS)社によるロータリースウェージングや歯形ギア冷間塑性加工のアキシャルフォーミング、車体構造部品向けホットフォーミング、金型・加工部品の三次元非接触精密形状測定による表面・形状検査技術も紹介いたします。
上記メーカーおよびその技術につきましては、インターモールド名古屋開催中、当社ブース(3号館3-425)にて紹介いたしますので、ご来場の際はぜひお立ち寄りください。
また、インターモールド出展記念企画として、ブローム社の金型加工向けクリープフィード研削技術ウェビナーを7月21日(木)午後3時より開催いたします。
ウェビナー参加申し込み先URL
イリスについて
株式会社イリス(K.K. IRISU)は、幕末の1859年に長崎・出島で設立された現存する日本最古の外資系企業であり、ドイツの技術専門商社・エンジニアリング会社でもあります。
創業以来162年間、日本のお客様に欧州のトップクラスの生産加工設備・搬送機器・検査装置・素材・ソリューションなどを提案し、アフターサービスも併せて提供し続けてまいりました。現在、日本では3拠点(東京、名古屋、大阪)で事業展開をしております。
ウェブ: https://www.irisu.jp
会社概要
商号 : 株式会社イリス
代表取締役社長: ハルトムート・パネン
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
創業 : 1859年(安政6年)
事業内容 : 産業機器・技術輸出入・販売
URL : http://www.irisu.jp