熊本県合志市で口腔チェックアプリを活用した取り組みを実施

 ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、熊本県合志市(市長・荒木 義行)と、地域社会の発展及び口腔健康の実現に貢献する包括的連携に関する協定を締結し、市民の方々に対する口腔ケア意識の向上や、デジタルを活用した口腔健康習慣の定着支援に関する活動に取り組んでいます(※1)。本協定にもとづき、2022年4月から7月まで、市民の方々を対象に、口腔ケアの意識を高めるきっかけづくりになるアプリケーションを提供しました。
(※1) 2022年2月14日発表済み https://www.lion.co.jp/ja/news/2022/3799

アプリケーション画面(イメージ)

取り組みの概要

 合志市の市民、ウエルネスシティこうし会員(※2)、合志市勤務者を対象に、スマートフォンで口腔ケアチェックを行うアプリケーションの使用体験の希望者を募集して行いました。アプリケーション使用体験の前後で、アンケートを実施し、アプリケーションの感想やオーラルケア習慣についてうかがいました。
(※2) 行政、民間企業、医療機関等が参画・協力して健康に関するサービスを提供する会員制組織

アプリケーションの概要

 スマートフォンで歯ぐきと歯の写真を撮ると、AIが歯ぐきの「くすみ」「ハリ」「下がり」の状態をチェックし、その結果とあわせておすすめのケア方法を紹介します。

提供アプリケーションイメージ

提供アプリケーションイメージ

<実施>  2022年4月19日(火)~2022年7月28日(木)
<参加者> 171名(10代以上男女)
<使用後アンケート回答者数> 55名

参加者(171名)の内訳

参加者(171名)の内訳

参加者への使用後アンケート結果

 アプリケーション使用体験によって、89.1%が「オーラルケア意識が高まった」と答えました。体験後、セルフケアへの意識が高まり、「自宅での歯みがきをもっと頑張ろうと思った(47.3%)」人が最も多かったほか、「歯医者で一度健診を受けてみようと思った(29.1%)」など、歯科健診への意識の高まりも見られました。

図1 オーラルケア意識の変化

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図2 アプリケーション体験後の気持ち(複数回答)

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 アプリケーションについては87.3%が満足し、78.2%が今後も「利用したい」と答えました。そのうち、今後も、「定期的なお口の状態のセルフチェックとして(83.7%)」利用したいと答えた人が最も多く、本アプリケーションが歯科健診に行く前に自宅で簡単にできるツールとして有用な可能性が示唆されました。

図3 アプリケーションの満足度

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図4 アプリケーションの利用意向

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図5 アプリケーションをどのような時に使いたいか(複数回答)

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今後について

 当社グループは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」というパーパスのもと、2030年に向けた経営ビジョン「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を掲げて企業活動を進めております。中でもオーラルケアは、人々の健康増進へ貢献することを目指し、2030年に向けたオーラルヘルス領域の基本的考え方に基づく全ての企業活動を「LIONオーラルヘルスイニシアチブ」として順次展開しています。
 合志市との本取り組みは、「LIONオーラルヘルスイニシアチブ」の一つとなります。当社は今後も自治体との協働取り組みや、歯科医院との連携を進め、幼少期から高齢の方まで、誰もが自分に必要な口腔健康習慣を積み重ねて、一人ひとりの心と体に合わせたヘルスケアの実現を目指してまいります。

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