習い事情報誌『ケイコとマナブ』アンケート結果、東日本大震災後のおケイコへのマインドの変化は?

 東日本大震災により被災された方々とそのご家族に対して、心よりお見舞いを申し上げます。

 株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)が発行する習い事情報誌『ケイコとマナブ』(編集長:根岸菜穂子)は、東日本大震災により、首都圏・東海におけるおケイコごとに対するマインド変化に関してアンケートをまとめましたのでご報告いたします。

■調査概要
【調査実施時期】2011年5月21日~5月22日
【調査方法】インターネット
【調査対象者】クロスマーケティング会員で、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・愛知県に居住の方
【有効回答数】300名(男性150名・女性150名)

▼『ケイコとマナブ.net』結果は下記
http://www.keikotomanabu.net/article/newsrelease/index.html

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■震災後のおケイコへのマインド変化
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Q.震災後、なにか学びごとを始めましたか(単一回答 N=300)
A.
・震災前から学んでいた  42名 14.0%
・震災後、学び始めた   53名 17.7%
・学んでいない     205名 68.3%

Q.学び始めた理由を教えてください(単一回答 N=53)
A.
・自分の考え方、価値観が変わってきたから     30名 56.6%
・不況、雇用不安などからスキルアップが必要だから 15名 28.3%
・時間に余裕ができたから              6名 11.3%
・その他                      2名 3.8%

Q.震災をきっかけに学んでおきたいと思った資格やスキルはありますか
(複数回答 N=300)
A.
・英語           71名 23.7%
・その他          68名 22.7%
・ビジネス資格・スキル   44名 14.7%
・Web・IT       42名 14.0%
・料理           40名 13.3%
・医療・福祉        39名 13.0%
・スポーツ         25名  8.3%
・心理学          25名  8.3%
・アロマ・リフレクソロジー 19名  6.3%
・英語以外の語学      18名  6.0%

Q.震災後に新たに興味を持ったものがあれば教えてください
(複数回答 N=300)
A.
・今後の雇用不安に備える資格・スキル 120名 40.0%
・会社に頼らないで収入を得るスキル  120名 40.0%
・全国どこにいても仕事ができるスキル 102名 34.0%
・本業以外の副業ができるスキル     83名 27.7%
・ボランティアができるスキル      58名 19.3%

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■『ケイコとマナブ』編集長 根岸 菜穂子はこう読む!
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 首都圏、愛知県在住者への調査ですが、震災から約2カ月間で「学び始める」というアクションを起こした人が17.7%というのは、年間で入学率の平均が15%前後という数字からみても多いと思います。

 その背景にある理由を見てみると、各社が進める早時退社による「時間に余裕ができたから」という理由よりむしろ「自分の考え方、価値観が変わってきたから」が多くを占めることを考えると、この数字は今後伸びていくと予測しています。

 大震災を目の当たりにしたことで、災害に備える「危機意識」に加え、いつ何が起こるかわからないからこそ「自分が本当にやりたいことをやりたい」という気持ちがアクションを牽引しているのではないかと考えています。

 『ケイコとマナブ』編集部がとったアンケートから、震災後に多くの方がおケイコを始める理由は、大きく3つに分けられます。

●「今後の雇用不安に備えて“手に職つけたい”」
 いざとなったら会社に頼らず独立し、どこでも働けるスキルを求める傾向が見えます。「震災をきっかけに学んでおきたい資格・スキル」ランキングの上位に「Web・IT」のスキルがあがっていているのはこうした背景によるものと思われます。

●「困っている人を助けることができる、誰かのためになるスキル」
 被災された方への心や体をいたわり、サポートをする方々の姿を目にすることで、自分も少しでも力になりたいという気持ちから学びごとを選ぶ人もいるようです。特にリフレクソロジーや整体など癒し系のスクール、色彩心理、オーラソーマなどの心理学系のスクールでは来校する方が増えているようです。

●「適度なストレス発散で今の生活を豊かにさせる」
 日々の震災・原発・景気などのニュースに接することで不安やストレスを知らぬ間にため込んでしまう方もいらっしゃいます。時には色々な現実から解放されて発散したい、と音楽系のスクールへ通ったり、自粛ムード・節約志向の中で、外食する機会が減ったことで、「内食」の充実を図るために料理教室に足を運ぶ人も増えてきているようです。

 夏に向けては、サマータイム導入を検討・決定している企業も多いですが、『ケイコとマナブ』編集部では、その影響で今後ますます学びたい社会人が増えると予測しています。
~サマータイムに関するアンケート結果も近日公開予定です~

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■習い事情報誌『ケイコとマナブ』とは
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 1990年創刊。趣味の習い事から、仕事のスキルアップや資格取得、手に職をつけるためのスクール情報が1冊にまとまったスクール選びの総合情報誌です。
(毎月25日発行)

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http://mag.recruit.co.jp/mag/cgi/Search_Result.cgi?shohin_group_cd=0013

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