「鳥たちが教えてくれたこと ~唳禽荘(れいきんそう)に暮らす鳥たち~」を開催します 【開催期間中、小・中学生の入館料を無料にします】
近鉄グループの文化事業である松伯美術館では、7月11日(火)から9月24日(日)まで、「鳥たちが教えてくれたこと~唳禽荘に暮らす鳥たち~」を開催します。
幼少の頃から鳥が好きで「自分の家に屋根からすっぽり網をかぶせ、家の中で放し飼いにした鳥たちが自由に飛び回るのと一緒に生活できたらどんなに楽しいだろう。」と大真面目に考えていた若き日の上村松篁。奈良平城に所在するアトリエ「唳禽荘」はそんな夢を叶えた創造の拠点となりました。本展覧会では、唳禽荘から生れた松篁、淳之の花鳥画を展示し、そこに暮らす鳥たちについても紹介します。
なお、本展覧会については、「夏休みこどもキャンペーン」として、小・中学生の入館料を無料にします。さらに、親子で本展覧会をより楽しんで鑑賞いただけるよう、担当の学芸員が工夫し作成した「ワークシート」も配布します。この機会に親子で美術館を訪れ、美術鑑賞を楽しんで頂きたいと考えています。
1.名称
鳥たちが教えてくれたこと~唳禽荘(れいきんそう)に暮らす鳥たち~
2.開催期間
平成29年7月11日(火)~ 9月24日(日)
*館長上村淳之による 美術講演会(展示室にて開催)
平成29年7月29日(土)14:00~15:00
3.主催
公益財団法人 松伯美術館、毎日新聞社
4.会場
松伯美術館
5.休館日
月曜日(但し7月17日(月・祝)、9月18日(月・祝)は開館し、それぞれ翌日7月18日(火)、9月19日(火)は休館)
6.開館時間
午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
7.入館料
大人(高校生・大学生を含む):820円
小学生・中学生:無料
(「夏休みこどもキャンペーン」として、本展覧会のみ、410円を無料にします。)
* 20名以上は団体割引1割引
* 障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで2割引
8. 展示作品数
約60点(素描、下絵を含む)
9. 主な展示作品
・上村松園 「美人納涼」(昭和7)、「雨を聴く」(昭和15)、「初夏の夕(下絵)」(昭和24)
・上村松篁 「仙禽唳光」(大正10)、「月明」(昭和54)、「五位鷺」(平成7)
・上村淳之 「火鶏」(昭和43)、「水辺の四季」(平成13)、「釧路湿原の春」(平成20)
*出品作品については、都合により変更する場合があります。
10.その他
鑑賞の手引きとなるよう、担当学芸員が工夫し作成した「ワークシート」を配布