入れ歯を換金、災害支援団体へ寄付  急がれる被災者支援、入れ歯供養祭で集まった義歯が支援金に変わる

入れ歯専門のコンフォート入れ歯クリニック(本社:北海道札幌市、理事長・院長:池田 昭)は、2023年10月の入れ歯供養祭で集まった義歯等を換金し災害支援活動に役立ててもらうため、地元北海道で活動している災害支援団体へ寄付します。2024年1月25日(木)に支援金目録の贈呈式を開催します。

入れ歯供養祭で集まった義歯
入れ歯供養祭で供養される義歯

毎年のように発生する大規模災害、迅速に広がる支援の輪

2024年元旦、最大震度7の巨大地震が襲った石川県能登地方。家屋の倒壊や津波による損害、道路には大きな亀裂が入り消防車が通れず火災が広がるなど甚大な被害をもたらしました。早いところで翌日には他県の自治体や災害支援団体などが被災地支援に動き出しました。個人レベルでは、ボランティアや支援物資の受け入れ態勢が整うまでは募金による支援ができるため、地震発生後に多くの受付窓口が開設され募金が集まっています。

大規模災害は毎年各地で発生しており、いつどこが被災するか分かりません。北海道で2018年に発生した胆振東部地震では最大震度7を記録し、死者44人および多数の住家損壊などの被害が生じました。

災害の対策と支援、志が共通する団体へ寄付

札幌市にあるコンフォート入れ歯クリニックでは2024年1月25日(木)、災害支援に役立ててもらうため地元の災害支援団体へ支援金を寄付する贈呈式を行います。支援金は243,475円。昨年10月8日入れ歯の日に開催した入れ歯供養祭で集まったものと、治療時に回収した差し歯などを換金したものです。寄付先は地元北海道で災害支援活動を行う北の国災害サポートチーム。2018年北海道胆振東部地震や2023年登別市擁壁崩落災害でも支援活動を行った団体です。

当院でも災害時の備えと災害発生時にすぐ入れ歯を提供できる取り組みとして、2021年無料の入れ歯データ保管サービスを開始し2023年2月より全国展開をスタートさせました。入れ歯供養祭は5年前より開催して共同募金へ寄付を行っていました。今後は当院と同じく災害対策や支援を行う団体で役立ててもらおうと、2023年12月下旬より団体と話を進めていました。

日々の治療時に回収した差し歯なども換金

想いのこもった浄財は、災害支援活動団体へ寄付

理事長の声「入れ歯は何年も使用するため利用者にとって体の一部になっています。しかし亡くなっても金属が入った入れ歯は一緒に火葬できない自治体も多いようです。持ち帰っても処分できないご遺族から、供養祭を知って丁寧なお手紙と共に遠方からも送られてくることも増えてきました。当院は災害時に迅速に入れ歯を届けられる取り組みを行っていますので、想いのこもった入れ歯の浄財は義援金ではなく支援金として、災害発生時すぐに支援活動を行う災害支援団体へ寄付することに致しました。」

今年春から歯科診療バスを開始予定です。移動ができるので、歯科医師不足の過疎地域や交通の便が悪い通院困難地域への定期訪問ができます。太陽光発電装置も搭載しており、災害時には誤嚥性肺炎による災害関連死抑止のため、被災地に駆けつけ迅速に入れ歯製作を含む歯科診療が可能となります。

《支援金目録の贈呈式 概要》
日時 :2024年1月25日(木)13:00~13:30
場所 :コンフォート入れ歯クリニック
所在地:北海道札幌市中央区南2西3-12-2 トミイビルNo.37 3F

《コンフォート入れ歯クリニック 概要》
理事長・院長: 池田 昭
診療内容  : 義歯製作と義歯に伴う治療全般
所在地   : 〒060-0062 北海道札幌市中央区南2西3-12-2 トミイビルNo.37 3F
電話番号  : 011-211-1000(受付時間:月~土9:00-18:00)
診療時間  : 月~金、土は隔週 9:00-18:00(休診日:日曜・祝日)
URL     : https://comfortdc.com/

入れ歯供養祭の様子-1
入れ歯供養祭の様子-2
寄付先「北の国災害サポートチーム」
コンフォート入れ歯クリニック理事長・院長の池田 昭
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