データとデザインの可能性を追究する 「QUICK Data Design Challenge 2023」の開催  ~デザインの力でデータの新しい「見せ方」を提案する作品を募集~

2023-04-21 14:00

株式会社QUICK(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高見 信三)は、データが生み出す価値をクリエイティブなアイデアで表現するデザインコンテスト「QUICK Data Design Challenge 2023」を開催します。

QUICK Data Design Challenge 2023

データは私たちの生活や未来を考える上で欠かせない情報源です。半面、専門用語や数字の羅列などで「理解しにくく、分かりづらい」と感じる方が多いかもしれません。その分かりづらさの壁を越え、誰もがデータから自由に学びを得られるようにできないだろうか?そんな問いにデザインの力で答える試みがQUICK Data Design Challengeです。デザインの力でデータの新しい表現を追究し、身近なものにする作品を募集します。

QUICKは創立以来50年以上にわたり、金融市場を中心に膨大なデータやニュースを正確かつスピーディに配信することで日本経済を支えてきた情報・データのリーディングカンパニーです。「あらゆる情報を価値に変え、経済と社会の持続的な発展に貢献します」を経営理念に掲げ、「データで社会を見える化する」サービスを開発しています。2022年には行政サービスや政策判断、企業経営などに関わる意思決定を支援するサービス「QUICK Data Cast」をリリースし、新型コロナウイルス感染者数の予測を公開しました。
今回のQUICK Data Design Challengeは、QUICKがクリエーターと共創し、デザインとデータの力で社会を見える化することを目指す取り組みの一つです。デザインの力によって多くの人がデータに目を向け、「社会の見方を変える発見」や「学びと出会うきっかけ」を作り、より豊かな社会をつくることを目指します。さらに、次世代を担うクリエーターとタッグを組み、データから読み取れる内容をわかりやすく伝える新たなサービスの開発にも取り組んでいきます。

QUICK Data Design Challengeで新しいデータの可能性を広げるチャレンジをしましょう。多くの方のご応募をお待ちしています。

QUICK Data Design Challenge 2023の募集要項

・テーマ
使用可能なデータ、またはQUICKが指定したグラフや表を選び、クリエーターの視点から新しい見せ方を提案してください。

・募集内容(以下のどちらかを選択)
(1)自由選定
応募者自身で選んだデータを新しい角度から見て、クリエイティブな方法で表現してください。オープンデータに限らず、個人で収集したデータも選定可能です。統計や株価のような量的データ、意見や感情など質的データ、個人的なバイタルデータなど対象はさまざまです。
※応募の際、引用したデータをご記載ください。
※引用データの権利確認等は応募者ご自身でお願いします。

(2)QUICKが指定したグラフや表
あらかじめQUICKが選んだグラフや表を自分自身の視点で捉え直し、新しい見せ方を考えてください。

・募集期間
2023年4月21日~6月12日

・審査員
田川 欣哉氏 Takram Japan株式会社 代表取締役/デザインエンジニア
東京大学卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修了。2015年から同校の客員教授を務め、2018年に名誉フェローを授与された。テクノロジーとデザインの幅広い分野に精通し、多くのプロジェクトに関わる。グッドデザイン金賞など受賞多数。経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言作成コアメンバー。日本デザイン振興会理事、東京大学総長室アドバイザーを務める。

尾形 真理子氏 コピーライター/クリエイティブディレクター
2001年株式会社博報堂に入社し、2018年株式会社Tangを設立。ルミネをはじめ、資生堂、Tiffany&Co.、キリンビール、Netflix、FUJITSUなど多くの企業広告を手がける。朝日広告賞グランプリ、ACC賞ゴールド、TCC賞など受賞多数。『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎)で小説家デビュー。その他、歌詞の提供やコラムの執筆など活躍の場を広げる。

エキソニモ(exonemo) アートユニット
怒りと笑いとテキストエディタを駆使し、さまざまなメディアにハッキングの感覚で挑むアートユニット。千房けん輔と赤岩やえにより、1996年よりインターネット上で活動開始。2000年より活動をインスタレーション、ライヴ・パフォーマンス、イヴェント・プロデュース、コミュニティ・オーガナイズなどへと拡張し、デジタルとアナログ、ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、テクノロジーとユーザーの関係性を露にし、ユーモアのある切り口と新しい視点を携えた実験的なプロジェクトを数多く手がける。2006年《The Road Movie》がアルス・エレクトロニカ ネット・ヴィジョン部門でゴールデン・ニカ賞を受賞。2012年よりIDPWを組織し「インターネットヤミ市」などを手がける。2015年よりニューヨークに拠点を移す。

・審査基準
「着眼点/Viewpoints」「メッセージ/message」「表現力/Expression」の3点で審査します。

・賞および副賞
グランプリ 1点(副賞 30万円)
審査員賞  4点(副賞 各5万円)
※「該当なし」の場合もあります。

・審査結果の発表
2023年7月6日(予定)

詳しい募集要項は2023年4月21日(金)から、本イベントの協力先である株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諏訪 光洋)が運営する「AWRD( https://awrd.com/ )」(※)に掲載します。

(※)「AWRD」は、それぞれの人が持つクリエイティビティやアイデアと、世界中のプロジェクトをつなぐプラットフォームです。プロダクトデザイン、テクノロジーやアート、社会課題解決のアイデアまで、多彩なプロジェクトを通じて、クリエーターが活躍する場を提供しています。

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