全国初の組織が誕生 雅楽協会設立記念イベント「平安の楽家に聞く雅楽の過去・未来」開催決定 行政機関と民間の雅楽人がともに雅楽の継承をめざす

雅楽人によるクロストーク・対談・演奏など 盛りだくさんのスペシャルイベント

一般社団法人雅楽協会(代表理事:小野真龍)主催、「平安の楽家に聞く雅楽の過去・未来 雅楽協会設立記念イベント~平安の雅を未来へ」が2024年3月9日(土)に東京ウィメンズプラザ ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)にて開催されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/gagaku-kyokai

公式ホームページ
https://gagaku-kyokai.or.jp/

初の雅楽の全国的な組織「一般社団法人雅楽協会」が、昨秋に設立されました。
「雅楽(ががく)」は、1,200年以上の歴史を持つ日本の伝統芸能のひとつ。
現代において、行政機関である宮内庁式部職楽部と民間の雅楽人がタッグを組み、雅楽の継承のための課題に取り組むという、画期的な組織が誕生しました。

本イベントでは、平安時代より続く楽家「多(おおの)家」と「豊原(とよはら)家 / 豊(ぶんの)家」の末裔である、多忠輝氏(宮内庁式部職楽部首席楽長)と豊英秋氏(元宮内庁式部職楽部首席楽長 / 日本芸術院会員)を迎え、クロストーク・対談・演奏と盛りだくさんのスペシャルイベントを開催します。
様々な雅楽関係者が集い協力し合う「雅楽協会」であるからこそ実現できる顔ぶれと内容です。

平安の楽家に聞く雅楽の過去・未来 雅楽協会設立記念イベント~平安の雅を未来へ

■第一部 雅楽の過去・未来~多忠輝氏に聞く雅楽史

宮内庁式部職楽部首席楽長の多忠輝氏と、それぞれ歴史を持つ雅楽団体の代表でもある登壇者が、明治維新までの雅楽伝承の歴史や、明治以後の宮内庁式部職楽部や民間における伝承の営為をテーマに、クロストークを行います。
雅楽協会の設立は、行政機関である宮内庁式部職楽部と民間の雅楽人が連携し、雅楽の持続可能性のための課題に取り組むという、これまでにない事業を可能にしました。そのキックオフともなるセッションです。

◎多 忠輝(おおの ただあき)

多氏は、綏靖天皇の兄である神八井耳命の末裔といわれ、9世紀頃から宮廷音楽に関わるようになり、9世紀後半に出た多自然麿は「日本神楽の祖」といわれた。以後、代々宮中の大内楽所で重きを占めるようになり「一者(いちのもの)」を継ぐ家柄となっていく。平安時代きっての楽家であった多家の流れに生を受けた忠輝氏は、1981年に宮内庁式部職楽部に奉職。担当は、右舞、笙、楽琵琶。2020年に宮内庁式部職楽部首席楽長。

◎登壇者

雅楽協会顧問 多忠輝(宮内庁式部職楽部首席楽長 / 東京楽所代表)
雅楽協会代表理事 小野真龍(天王寺楽所 雅亮会 理事長[一般社団法人 雅亮会 代表理事])
雅楽協会副代表理事 中澤信孝(日本雅楽会 会長)
雅楽協会監事 小野貴嗣(小野雅楽会 会長)

(画像)左より 多忠輝、小野真龍、中澤信孝、小野貴嗣
(画像)左より 多忠輝、小野真龍、中澤信孝、小野貴嗣

■第二部 雅楽における仏と神~豊英秋氏に聞く国風歌舞と唐楽

雅楽は、日本宗教の儀式楽として峻厳な神事においても、大規模な仏教法会においても奏でられ、その背後には壮大な宇宙観をはらんでいます。このような雅楽の宇宙観について、豊英秋氏と小野真龍氏が対談します。
テーマに関連して、豊英秋氏と元宮内庁式部職楽部首席楽長らにより、宮中の楽師にとって極めて重要な神事である御神楽儀から「朝倉音取」と「朝倉」、奈良時代の大仏開眼供養会でも奏された仏教国林邑から渡来された「陪臚音取」「陪臚破」を演奏します。

◎豊 英秋(ぶんの ひであき)

楽家の豊原家は大津皇子の末裔と伝承され、平安時代の十世紀に笙において「村上天皇御師」を務めた小治田有秋が楽家の祖とされる。その二代後の時光のころから豊原姓を名乗っていく。豊原家はまた室町将軍の笙の師家を務めたことでも知られる。このような豊原(豊)家に生を受けた英秋氏は、1956年に宮内庁式部職楽部に奉職。担当は、右舞、笙、楽筝。2007年~2009年に宮内庁式部職楽部首席楽長を務め、同年に日本芸術院賞受賞。2020年から日本芸術院会員。

◎登壇者

雅楽協会相談役 豊英秋(元宮内庁式部職楽部首席楽長 / 十二音会代表 / 日本芸術院会員)
雅楽協会代表理事 小野真龍(天王寺楽所 雅亮会 理事長[一般社団法人 雅亮会 代表理事])

(画像)左より 豊英秋、小野真龍
(画像)左より 豊英秋、小野真龍

◎演奏

豊英秋、安齋省吾、大窪永夫、池邊五郎 (全て元宮内庁式部職楽部首席楽長)

(画像)左より 豊英秋、安齋省吾、大窪永夫、池邊五郎 *池邊五郎撮影:鈴木敏也
(画像)左より 豊英秋、安齋省吾、大窪永夫、池邊五郎 *池邊五郎撮影:鈴木敏也

◎曲目

朝倉音取 朝倉 / 陪臚音取 陪臚破(八多良拍子)

実施概要

『平安の楽家に聞く雅楽の過去・未来 雅楽協会設立イベント~平安の雅を未来へ』
【日時】2024年3月9日(土) 13:30開演
【会場】東京ウィメンズプラザ ホール(東京都渋谷区神宮前5-53-67)

【料金】
◎入場チケット(全席自由)3,000円
◎アーカイブ配信 500円

【チケット取り扱い】
◎入場チケット カンフェティ
web予約 http://confetti-web.com/gagaku-kyokai
電話予約 0120-240-540(平日10:00-18:00)
◎アーカイブ配信 カンフェティ(web予約のみ)
http://confetti-web.com/gagaku-kyokai_streaming
販売期間 2024年4月23日(火) 23:59まで
配信期間 2024年3月25日(月) 0:00-4月30日(火) 23:59
配信期間中のお好きなタイミングで7日間(168時間)ご視聴いただけます。

【主催・問い合わせ】
一般社団法人雅楽協会
〒163-1302 東京都新宿区西新宿6丁目5番1号 新宿アイランドタワー2階
tel 03-5050-4387
mail info@gagaku-kyokai.or.jp
web https://gagaku-kyokai.or.jp/

一般社団法人雅楽協会

雅楽の伝統を維持しながら、その普及と発展を図り、また文化芸術の発展に寄与することを目的として、2023年9月に一般社団法人雅楽協会が設立されました。
雅楽に関わる人々と団体、そして、雅楽の持続的な継承と普及発展に関心のある人々のための組織として、雅楽界に必要な材料用具類の確保をはじめとした課題解決、行政や社会へ向けた提言の発信、文化芸術団体やその他の機関や組織との連携、雅楽団体や雅楽人のネットワーク作りなどに取り組んでいます。

代表理事 小野真龍(天王寺楽所 雅亮会 理事長 [一般社団法人 雅亮会 代表理事] )
副代表理事 中澤信孝(日本雅楽会 会長)

理事
稲川昌実(平安雅楽会 代表理事)
佐藤浩司(天理大学名誉教授 / 雅楽部総監督)
中村仁美(一般社団法人 伶楽舎 理事)
吉田洋明(一般社団法人 大阪楽所 楽長) 
監事 小野貴嗣(小野雅楽会 会長)
参事 新屋治(特定非営利活動法人 雅楽道友会 理事)

顧問 
多忠輝(宮内庁式部職楽部首席楽長 / 東京楽所代表)
若井聡(宮内庁式部職楽部楽長)
上研司(宮内庁式部職楽部楽長)

相談役
岩波滋(元宮内庁式部職楽部首席楽長)
豊英秋(元宮内庁式部職楽部首席楽長 / 十二音会代表 / 日本芸術院会員)
安齋省吾(元宮内庁式部職楽部首席楽長)
大窪永夫(元宮内庁式部職楽部首席楽長)
池邊五郎(元宮内庁式部職楽部首席楽長)


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