「地域見守り体制整備・活性化支援事業」への協力について
路線バスにALSOKの「みまもりタグ」の感知器を設置します
このたび当社では、綜合警備保障株式会社(以下 ALSOK)の「みまもりタグを活用した地域見守り体制整備・活性化支援事業」に協力し、奈良県生駒市を運行する当社路線バスの一部に「みまもりタグ」の感知器を設置します。
この事業は、国土交通省の「平成28年度スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」に係る補助事業の対象に選定されており、本日3月3日、生駒市とALSOKは、地域見守り体制整備・活性化に関する包括協定を生駒市役所で締結されました。
路線バス(イメージ)
1.目的
徘徊高齢者が社会的な問題としてクローズアップされているなかで、運行中の路線バスが徘徊高齢者とすれ違う可能性や、徘徊の移動手段として当社のインフラ網が利用される機会も多いと考えられることから、この特性を生かすとともに、地域に根差した交通系インフラ企業として日頃から地域住民の皆様にご愛顧いただいておりますことへの感謝の気持ちも込めまして、CSR活動の一環として協力することとなりました。
2.協力内容
ALSOKの「みまもりタグ」の感知器を当社路線バスに設置し、バスが運行中に「みまもりタグ」を携帯した高齢者等とすれ違った際に、感知器の位置情報機能を利用して自動的にサーバーに高齢者等の位置情報を蓄積します。
家族や保護者は「みまもりタグ」の位置情報の履歴を確認することにより、高齢者等を捜索する際の一助にしたり、対象者の近くにいる人に情報提供を呼びかけたりすることができます。
なお、本事業におけるバス車両への感知器設置は当社が全国初となります。
3.該当路線
生駒市を運行する当社路線バス(コミュニティバスを含む)の一部
※ 設置台数や路線等については、今後検討します。
4.スケジュール
(1)平成29年3月3日 生駒市とALSOKとの包括協定締結
(2)平成29年4月以降 当社路線バスへの感知器設置