日本オラクル、堅牢でスケーラブルなEビジネスソリューションを Linuxで構築するプラットフォーム製品2種を同時出荷

日本オラクル株式会社(本社:千代田区紀尾井町4−1、代表取締役社長:新宅正明)は堅牢でスケーラブルなEビジネスソリューションをLinuxで構築するプラットフォーム製品として、データベース管理システム「Oracle8i Enterprise Edition Release 8.1.7 for Linux」と統合アプリケーションサーバー「Oracle9i Application Server Release 1.0.2 for Linux」を2月26日に同時出荷することを発表します。

「Oracle8i Enterprise Edition Release 8.1.7 for Linux」では、従来にはなかった堅牢なセキュリティ・アーキテクチャをLinuxで実現するために、最新のセキュリティ標準に対応し、Eビジネスに求められる高度な安全性を提供します。Triple DES(Data Encryption Standard:データ暗号化標準)をはじめ、RC4(256ビット)に対応する長い暗号化キーをサポートした「Oracle
Advanced Security」(有償オプション)の追加により、優れたネットワーク・セキュリティを実現します。

また、信頼性の高いEビジネスシステムの構築を可能にするために、Apacheウェブサーバーを拡張した「Oracle HTTP Server Powered by Apache」を組み込み、インターネット・アプリケーションのサポートを強化しています。さらに、Oracle JavaServer Pages Engine (JSP 1.1 )、Oracle Servlet Engine
(Servlet 2.2 )、Enterprise Java Beans (EJB 1.1 、Entity EJB )に対応するなど大幅にJavaの拡張を行い、オープンな実行環境を提供します。

「Oracle9i Application Server」(以下9iAS)は、インターネットアプリケーションの基盤となる統合アプリケーションサーバーです。「9iAS 」では、アクセスの頻繁な静的および動的ページを中間層でキャッシュすることにより、リクエスト毎のWebアプリケーションの繰り返し実行の負荷を低減し、またロード・バランシング機能によりリクエストを効率的に処理する仕組みとして、「Oracle Web Cache」を初めて組み込み、大量のアクセスへの飛躍的なパフォーマンス向上を達成しています。 データベースと連携するインテリジェントな「Oracle Web Cache」により、スケーラビリティを大幅に向上し、コストパフォーマンスの高いEビジネスを実現します。

「Oracle8i Enterprise Edition Release 8.1.7 for Linux」と「Oracle9i Application Server Release 1.0.2 for Linux」の両製品のトライアル版はインターネット開発者のための日本オラクル公式技術サイト「Oracle Technology Network Japan」( http://otn.oracle.co.jp/ )にて、3月1日よりダウンロードが可能となります。

「Oracle8i Release 8.1.7」について
2000年11月21日のUNIX版販売開始時に発表された通り、「Oracle8i R8.1.7」は、Java、XMLの開発・実行環境を強化し、インターネットアプリケーションの開発、展開、運用を強力にサポートします。また、従来よりも堅牢なセキュリティ・アーキテクチャが組み込まれます。こうしたEビジネスに必要な技術のサポートと、「9iAS」との組み合わせにより、大規模で、可用性が高く、安全性に優れる、完成されたインターネットプラットフォームの提供が可能となります。
「Oracle9i Application Server」について
Eビジネスの実現に必要とされるインターネット・アプリケーションの開発、配布および管理のための統合プラットフォームです。「9iAS for Linux」によって、一連の中間層サービスを連結し、インターネット・アプリケーションの配布のための包括的なソリューションを提供します。Linuxプラットフォームにおいても、「Oracle8i R8.1.7」と「9iAS」によりWebベース・アプリケーシ
ョンを構築、配布するための完全なインターネット・プラットフォームを提供します。「9iAS」では、Webブラウザからのリクエストを安定的に処理するために、「Oracle HTTP Server Powered by Apache」を組み込んでいます。また、プレゼンテーションロジックの実装はServlet、JSP、Perlに加え、PSP(PL/SQL Server Pages)および「Oracle Portal」など、複数の異なる方法で開発できます。ビジネスロジックを動作させるための高性能なJavaの実行エンジンとして「Oracle JVM」(Java Virtual Machine)を搭載。煩雑なコーディングを排除し開発生産性の向上を実現するJava/XMLベースのコンポーネント・フレームワークに「Business Components for Java」を実装することができます。

【出荷予定プラットフォーム】
Intel版Linuxカーネル2.2.16以上及びGLIBC 2.1.3に準拠した以下のディストリビューションパッケージ
●2001年2月時点での対応ディストリビューションパッケージ:

・Red Hat 6.2/6.2J/6.2J改訂版/6E for Oracle8i
・Turbolinux Server 6.1 日本語版/Data Server 6 for Oracle8i
・Miracle Linux Standard Edition 1.0 【価格】
「Oracle8i Enterprise Edition Release 8.1.7 for Linux」
10指名ユーザ/120万円より
「Oracle9i Application Server Release 1.0.2 for Linux」
10指名ユーザ/7万円より
※ 最新の対応ディストリビューションパッケージ及び追加の情報については日本オラクル株式会社のホームページhttp://www.oracle.co.jp/。に掲載されます

■ 本件に関する報道関係お問合せ先:
日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ 玉川

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