リクルート、中国人向け訪日旅行誌の広告代理業を開始
株式会社リクルート (本社:東京都中央区 代表取締役兼CEO 柏木斉)は、中国の出版社(株)チャイナ・コンシェルジュが2006年3月20日より展開する、現地の高所得者層を読者対象とした無料の訪日旅行情報誌『A[ei]』の広告代理業を試験的に開始いたします。
リクルートは、1990年より開始している『じゃらん』などの国内旅行情報の事業で得た知見や、地方自治体や宿泊施設など観光関連事業者との関係を生かし、上海・北京・広州の高所得者層に対する訪日の興味喚起や情報提供を目的とした広告事業に取り組みます。
『A[ei]』は、株式会社チャイナ・コンシェルジュが、2006年3月20日より季刊にて発行を開始。年収10万元以上(*)の高所得者層を対象に、上海・北京・広州で展開する予定。価格は無料で、高級マンション、オフィスビル、旅行会社、航空会社でのラック設置により10万部の配布を予定しています。
今後、配付エリア・場所・部数の拡大を随時行っていきたいと考えております。
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┃◆┃ 媒体概要
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■媒体名:「A[ei]」
■発行:Concierge Group (株)チャイナ・コンシェルジュ
■広告販売代理:株式会社リクルート
■発行予定日:2006年3月20日発行予定 (季刊発行予定)
■発行サイクル:季刊(3月、6月、9月、12月)
■判形:左右210mm×天地280mm
■ページ数:約60P
■発行部数:100,000部(※協力企業・団体の増加によって、増刷を予定)
■配布エリア:上海、北京、広州を中心とした中国沿岸都市
■配布方法:高級マンション、オフィスビル、旅行会社、航空会社でのラック設置
※為替レートによる変換では約150万円相当。日本での生活水準に合わせると1000万円の年収にあたります
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┃◆┃ 発行の背景
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中国では、海外からの投資に加え、2年後に開催される北京五輪のための設備投資が拡大。中国経済は引き続き高い成長を遂げると予想されています。
GDPも、中国全土の平均は現在、US$1093ドルですが、上海・北京・広州の3都市に限った平均GDPはUS$5085(2004年出版中国統計年鑑より)まで上昇しており、海外旅行などの個人消費も活性化していくことが考えられています。
日本においては、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」による「観光立国」を目指す試みが行われ、2004年には年間に日本を訪れる外国人観光客は、600万人を突破。中でも中国人観光客は、団体観光客へのビザ発給が全土に広がったこともあり、10年前の3倍以上の61万人にのぼっています。