株式会社ダイトク、マスク着用でも顔の温度測定可能な 顔認証体表面温度測定器「サーモ・アイ 顔熱 (KAO-NETSU)」 2020年7月1日販売開始
産業用LED照明・防犯カメラ企画製造を行う株式会社ダイトク(所在地:埼玉県川口市、代表取締役社長:主代 直樹)は、自社製品として、顔認証体表面温度測定器「サーモ・アイ 顔熱 (KAO-NETSU)」の販売とレンタルを7月1日から開始します。
企画・開発の背景
株式会社ダイトクの製品でも「ダイビーボットアイ」、「ダイビーロボ2K」など自動追尾カメラをラインナップしており、AIによる検知システムを使った機器などを手掛けており、その延長線上にある顔認証体表面温度測定技術は現在の新型コロナウイルス感染リスクを下げる為の手段として、これからの定番となると考えました。
そこでダイトクは既存モデルへのモディファイを行い、ファームウェアの改善、音声アナウンスの作成やユーティリティソフトの最適化を行い、ユーザビリティの高い製品に仕上げました。本機はAIによる顔認証技術による個人認証を行い、額部分の測温を0.1秒で完了し、そのデータを10万件保存することができます。また、AIによるマスク着用判定も行い、非着用者にはマスク着用をアナウンスにて促すことができます。施設への入退室を個人認証データと測温データと画像にて記録することが可能です。また、外部インターフェイスとして「無電圧a接点」を装備し自動ドアとの連携も行うことができます。
顔認証のフェイスライブラリは最大50,000件までサポート。マスク着用のままで測温を行い、測温範囲は35℃~42℃。その他ユーティリティソフトにより様々な設定が可能です。
発売は7月1日。販売価格は398,000円(税抜)、レンタル価格は18,000円(税抜)です。
顔認証体表面温度測定器 サーモ・アイ 顔熱 (KAO-NETSU) 特長
顔認証システム
顔認証システムで個人を識別します。
非接触表面温度測定
何も接触せずに温度測定が可能
マスク着用判定機能
マスク未着用時の警告設定が可能
音声案内機能
独自に警告アナウンスを設定
温度検出範囲35°~42°
人体の以上温度を検出可能
8インチLCDディスプレイ
設定アプリで環境に合わせたセッティングが可能
豊富なハードウェアを装備
イーサネットインターフェイス、オーディオインターフェイス、
ウィーガンドインターフェイス、リレーインターフェイス、USB、SDカード
5Wの低消費電力
◎WEBサイト: http://thermoai.jp/
サーモ・アイ 顔熱 (KAO-NETSU) 仕様
型式 :GS-BT01
商品名 :サーモ・アイ 顔熱 (KAO-NETSU)
色 :ブラック
JAN :4580383099069
表示モニター :8インチLCD
センサー :熱画像赤外線温度センサー
温度測定 :範囲:35~42℃/精度±0.3℃
検出距離 :0.4m~0.7m
レンズ :焦点距離:1.8mm/画角:118°
最低照度 :0.005Lux@1.2カラーモード
ダイナミックレンジ:≧120dB
信号対雑音比 :≧46dB(AGC OFF)
ホワイトバランス :自動、屋内、屋外、ナトリウムランプモード、手動
デジタルノイズリダクションDNR、3DNRをサポート
ビデオ圧縮 :H.265メインプロファイル/H.264ハイプロファイル/M-JPEG
最大解像度 :1920×1080@30fps
メインストリーム 1920×1080/1280×960/
1280×720/720×576
サブストリーム 640×480/352×288/320×240/
176×144
MJPEG1920×1080/1280×720/オフ
オーディオ圧縮 :G711,PCM
OSD :サポートチャネル名、日付と時刻の表示、
表示位置は調整可能
顔認証登録数 :50,000枚
認識速度 :≦300ms
生体認証サポート
マスク検出サポート
体温異常警報サポート(音声放送)
電源入力 :100-240V~50/60Hz 0.8A 出力:12V 2A
ネットワークインターフェイス:10/100Base-T
イーサネットRJ45インターフェイス×1
ウィーガンドインターフェイス出力×1
スイッチインターフェイスリレー出力×1
SDカード :128Gまでサポート
マイク :内蔵
オーディオポート :内蔵:オーディオ出力×2
動作環境温度 :-10℃~50℃
動作環境湿度 :0%~90%(結露なきこと)
消費電力 :5W
本体サイズ :約125×215×20mm(W×H×D)
本体重量 :約720g
製品サイズ :約165×380×110mm(W×H×D)
製品重量 :約1.3kg
※仕様・付属品は予告無く変更する場合があります。