日本オラクル、プライベートクラウドの迅速な展開を支援する運用管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 12c」最新版を提供開始
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は、複数のデータベースの一元管理機能を強化し、プライベートクラウドの迅速な導入を支援する運用管理ソリューション最新版「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」を本日より提供開始することを発表します。
「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」には、複数のデータベースの一元管理、プライベートクラウドの構築・管理、データベースのセキュリティ強化の新機能が追加され、企業のプライベートクラウド導入と効率的な運用管理を支援します。これにより企業内へのDBaaS (Database as a Service)の迅速な展開を実現します。
「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の主な強化点
データベース性能の「見える化」機能の強化
複数のデータベースの稼働状況を一元的、長期的に管理・分析できる新機能「Automatic Workload Repository (AWR) Warehouse」が追加されました。データベースのパフォーマンス・チューニングに必要となる稼働状況やワークロードに関する情報を一元的、長期的に管理できるようになり、キャパシティ・プランニング(*1)の正確性が向上できます。また、過去のデータベース稼働状況を確認することができ、将来的に発生する性能劣化の予測が可能となります。
*1) システム構築の際に、必要となるシステムリソースや処理性能を見積もり、 最適な構成を計画すること。企業内へのDBaaSの迅速な展開
「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」では、あらゆる構成のデータベースをサービスカタログとして準備することが可能で、データベースのセットアップ時間を大幅に短縮できます。これにより、企業内におけるDBaaSの構築工数の大幅削減、迅速な導入を可能とします。セキュリティ対応の強化
「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」では、管理対象にあるデータベースに含まれている機密性の高いデータを体系的に発見し、保護するための機能「エンタープライズ・データ・ガバナンス」が追加されました。またPCI DSS(*2)やSTIG(*3)などのセキュリティやシステム監査に対応したテンプレートも追加され、それぞれの基準に基づいてシステム全体のセキュリティ状態をチェックすることが可能となります。
*2) PCI DSS: クレジットカード業界のセキュリティ基準
*3) STIG: 米国国防総省のセキュリティ技術導入ガイドライン
システム部門エグゼクティブ向けハンズオン・トレーニング
・システム部門の部門長やCIO(最高情報責任者)を対象とした、「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」によるデータベースの操作、パフォーマンス・チューニングを体感できるエグゼクティブ向けハンズオン・トレーニングを本日より本格的に展開します。
●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。
■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 坂元
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。
◆本発表に向けた顧客企業のコメント
ドコモ・システムズ株式会社の代表取締役社長 西川清二氏は次のように述べています。
「ドコモ・システムズ株式会社は、このたびの日本オラクル株式会社による『Oracle Enterprise Manager 12c Release 4』の国内提供開始を歓迎します。Oracle 9i DBの時代には、データベースを運用するための専用ツールを過去の経験をもとに独自で開発し、これらを駆使することでデータベース運用を行っていました。Oracle Enterprise Manager 12cの詳細な操作デモを拝見し、当時開発した機能の多くが包含され、データベースの見える化と対応操作の簡易化が飛躍的に進化していることを実感することができました。Oracle Enterprise Manager 12cの機能を活用することで、データベースに関する情報がグラフィカル表示され、的確かつ容易に把握することができます。これにより、運用上の問題を発見し易くなるとともに、迅速かつ適切な対応実施が期待できます」
◆パートナー各社の「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」への取り組み(五十音順)
・株式会社アシスト
株式会社アシストは、このたびの日本オラクル株式会社様による「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の国内提供開始を心より歓迎いたします。
Oracle Databaseの運用管理負荷の軽減を実現する機能として弊社顧客企業からの評価が非常に高い「Oracle Enterprise Manager」の新リリース市場投入により、迅速な導入や環境整備、運用管理の容易性、エンタープライズレベルでの強固なセキュリティ基盤構築がさらに強化され、顧客企業におけるシステムの安定稼働、生産性向上、価値あるビジネスの創出が一層促進されるものと確信しております。
弊社はOracle Databaseを中核とした提案および支援活動の中で、Oracle Enterprise Managerの有用性を顧客企業に積極的に訴求していきたいと考えています。
株式会社アシスト
取締役 兼 常務執行役員 データベース技術本部長
小林 太一
・株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータは、日本オラクル株式会社による「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の国内提供開始に関する発表を歓迎します。
弊社では顧客ニーズに最適なクラウド基盤の選定や複数クラウド基盤の統合管理・運用をサポートする、クラウドブローカーサービスを提供しております。
クラウド対応機能などの強化が図られた「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」が、弊社のOSSの統合運用管理ツール「Hinemos」との連携も含めクラウドブローカーサービスに有効活用できることを期待しております。
株式会社NTTデータ
基盤システム事業本部 システム方式技術事業部 統括部長
青木 俊一
・NTTデータ先端技術株式会社
NTTデータ先端技術は、このたびの「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」国内提供開始を歓迎いたします。
「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」におけるOracle製品全般の管理のための新機能や機能強化により、管理プロセスが簡素化され、セキュリティ面においてもより一層強化されたことで、さらなる安定運用とコスト削減を両立した高品質なIT基盤の構築をご支援できるものと期待しております。
当社では、Oracle Engineered Systemsの実機を活用した導入前のPoC(事前検証)から導入支援、導入後の保守サービスまで、お客さまシステムのライフサイクルに沿って、安全かつ安心してご導入いただくためのサービスを幅広く展開しております。
今後「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」を当社のサービスに組み込むことで、お客さまにとってより満足度の高いサービスをご提供してまいります。
NTTデータ先端技術株式会社
執行役員 オラクル事業部長
堀尾 俊明
・新日鉄住金ソリューションズ株式会社
新日鉄住金ソリューションズ株式会社は、「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の国内提供開始を歓迎いたします。近年、ユーザ企業においてデータベース基盤を統合したプライベートクラウドを構築するケースが増加しています。今回のOracle Enterprise Manager 最新版は、従来のITリソースの総合的な管理に加え、Oracle Database 12cの新機能を最大限に活用することが可能となり、柔軟なITインフラの構築とシステムの見える化を実現できるとものと期待しております。今後はOracle Database 12cとともに本製品を提案することで、お客様のシステムの安定運用とTCO削減をご支援してまいります。
新日鉄住金ソリューションズ株式会社
執行役員
ITインフラソリューション事業本部副本部長
兼 営業本部オラクルビジネス推進センター所長
大坪 武憲
・TIS株式会社
TIS株式会社は、日本オラクル株式会社による「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の国内提供開始を歓迎します。
最新版の「Oracle Enterprise Manager」は、高度なクラウド制御やDB管理機能の強化により、DBaaSを加速するソリューションと確信しています。
TISでは、エンジニアドシステムの検証施設「TIS Enterprise Architecture Laboratory(TIS EAラボ)」にて、Oracle ExadataやOracle Database 12cを活用した、データベース統合およびプライベート・クラウド上での業務効率化検証を行ってまいりました。
今後、多様化・複雑化するエンタープライズ規模のクラウド導入において、最新版で強化されたExadata管理機能でDatabaseへのアクセス状況をより精緻に分析し、さらに精度の高いPoCを行うことで、お客様のビジネスの成長に貢献していきます。
TIS株式会社
常務執行役員 ITソリューションサービス本部長
岡本 安史
・日本電気株式会社
「Oracle Enterprise Manager 12c」最新版の国内発表を歓迎いたします。
このたびの強化により、お客様のIT環境のプライベート・クラウド化を加速するものとして期待しております。
NECは、統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」の強化として、Oracle社の「Oracle Enterprise Manager」開発部門との協業によりOracle新製品・新機能に迅速に対応するための連携アダプタを提供しております。これにより、Oracle Exadataを含めたマルチベンダ環境下でのシステム監視、性能予兆監視などの統合監視ソリューションをタイムリーに実現し、お客様への導入を拡大しております。
今後もOracle社との協業を進め、お客様のシステム基盤全体の安定稼動、トータルコストの最適化を実現してまいります。
NEC
システムソフトウェア事業部 事業部長
伊藤 晃徳
・株式会社日立製作所
日立製作所は、「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の発表を歓迎します。日立は従来から、本製品のOracle Database管理ツールとしての特長に注目し、データベース統合やシステムの安定運用、コスト削減について、積極的にお客様にご提案してきました。今回、各種管理機能が強化され、とくに複数のデータベース稼働状況の一元的管理・分析を可能としたAWR Warehouse機能は、お客様に高く評価されると確信しています。
日立は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」をはじめとした日立のプラットフォーム製品と「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」との組み合わせにより、さらなる付加価値の高いご提案をすすめていきます。
株式会社日立製作所
情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部 事業主管
松田 芳樹
・株式会社日立ソリューションズ
株式会社 日立ソリューションズは、日本市場における「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の提供開始を歓迎します。経営基盤最適化を目的としてデータベース統合に踏み出す企業が増える中、当社はOracle Exadataによる統合を提案しております。Oracle Exadataの管理性、可用性を向上させる「Oracle Enterprise Manager」を適用することで、スムーズな統合と安定した効率の良い運用を提供できると考えております。
日立ソリューションズは、データベース統合においても多くのコンサルティング経験があります。今後も豊富なデータベースシステム構築のノウハウでOracle社製品 の特性を最大限に活かしたIT基盤をご提供することで、お客様の経営課題解決に貢献してまいります。
株式会社日立ソリューションズ
プロダクトソリューション事業部長
臼杵 誠剛
・富士通株式会社
富士通株式会社は、「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の日本市場における提供開始を歓迎いたします。
当社の運用管理ソフトウェア「FUJITSU Software Systemwalker(システムウォーカー)」は、ハードウェアからアプリケーションまで一貫した統合運用管理を実現しており、「Oracle Enterprise Manager」によるオラクル製品に対する管理機能との連携を従来より進めてまいりました。今回強化されるデータベース高速化支援やライフサイクル管理機能などにより、お客様に対し、さらに高度なソリューションの提供が可能になると考えております。
今後も「FUJITSU Software Systemwalker」が持つ運用自動化や統合監視機能の継続強化と、オラクル社製品との連携を進め、お客様システムの柔軟かつ効率的な運用をご支援してまいります。
富士通株式会社
ミドルウェア事業本部 本部長
新田 将人
・株式会社富士通北陸システムズ
株式会社富士通北陸システムズは、このたびの日本オラクル株式会社による「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」の国内提供開始を歓迎いたします。
弊社は、日本国内No.1のORACLE MASTER Platinum 資格取得数に裏づけされた高い技術力に基づき、Oracle Database製品、Oracle Engineered Systems製品の「統合プラットフォームソリューション」を提供しております。ビッグデータ市場の急速な伸長により、企業にとってそのデータ分析や活用のみならず、増大するデータの運用・管理プロセスの重要性も高まっています。
今般発表される「Oracle Enterprise Manager 12c Release 4」はPrivate Cloud管理機能強化など、お客様の幅広い利用シーンに高い価値を提供できるものと期待しております。
株式会社富士通北陸システムズ
執行役員 データベースソリューション事業本部長
中田 浩
以上