軍用機の世界市場: 北米は42.9%のシェアを占める見込み
株式会社グローバル インフォメーションは、ICD Researchが発行した報告書「The Global Military Aircraft Market 2011-2021 (軍用機の世界市場:2011年~2021年)」の販売を開始しました。
米国はこれまで行ってきた軍事予算削減を、今後も実施する予定です。
それにもかかわらず、当報告書の予測期間内において、北米は、世界の軍用機に対する支出のなかで、最大のシェアである、42.9%を占めると予測されています。
統合攻撃戦闘機(JSF)計画の一部として採用された2,456機のF-35多機能戦闘機、そして452機のV-22オスプレイ輸送機の開発が、北米地域の高い需要をけん引しています。
欧州およびアジアも、それぞれ24.1%と21.8%と大きなシェアを占めると予想されています。
多くの国では、2021年までの間に、経年劣化した軍用機を置き換える見通しです。
軍用機の最大市場である米国、欧州の同盟国、そしてアジア太平洋、ラテンアメリカ、中東の諸国は、この10年間アフガニスタンやイラクでの戦争で軍用機を継続利用しており、経年劣化した軍用機の置き換え需要が発生しています。
世界中の様々な国々で緊張と衝突が継続しており、この世界状況が、軍用機の需要を支えています。
歴史的にみても、国家は敵国を抑制するために軍隊を増強する政策をとります。その結果、民間航空機産業が下降傾向にあるにもかかわらず、軍用機市場は、堅調な伸びを示しています。
市場調査レポート: タイトル
Title
http://www.gii.co.jp/report/icd225721-global-military-aircraft-market-2011-2021.html
出版日 2011年12月
発行: ICD Research
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