S Ventures(サツドラHD傘下のCVC)設立2周年、累計12社に投資
北海道発企業への出資に加え、AI/リテールテック・ヘルスケア・フィンテック領域を 中心に投資とアライアンス(連携)で事業推進
サツドラホールディングス株式会社(本社:北海道札幌市/代表取締役社長CEO:富山 浩樹、以下「サツドラHD」)傘下のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)である株式会社S Ventures(本社:北海道札幌市/代表取締役:高橋 幸裕、以下「S Ventures」)は、2024年10月をもって2周年を迎えました。2年間の実績としまして、AI/リテールテック・ヘルスケア・フィンテック領域を中心に累計12社に投資、スタートアップ企業との積極的な事業共創も実現し、プロジェクトを推進してきました。このうち、北海道発のスタートアップ企業へも合計6社に投資しており、地域経済の成長と新たな産業の発展に貢献しています。
投資とアライアンス(連携)により地域イノベーションを加速、ビジョン実現へ
サツドラHDは「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」とビジョンに掲げていて、S Venturesも北海道拠点のCVCとして、地域経済の発展を強く支援しています。これまでの2年間で6社の北海道企業に投資をしてきました。“AIを活用した小売向けソリューション”“宇宙技術やロケット開発”といった多様な分野のスタートアップ企業に対して投資を進め、投資だけにとどまらない“アライアンス(連携)”を投資先と深めることで、地域のイノベーションを加速させ、地元企業が持つ独自の技術を活かした新しい事業モデルが確立されています。
特に、「インターステラテクノロジズ株式会社」とは宇宙産業における革新的な技術開発やロケットの商業打ち上げを支えるプロジェクトにも注力し、世界から注目される宇宙産業分野において地域からグローバルに展開する未来志向の技術に対する支援を行いました。投資とアライアンスにより、北海道から生まれた技術やソリューションを全国や海外市場へと展開し、地域と共に成長を目指すビジョンを実現しています。
【投資実績(一部)】AI・教育・フィンテック・ペットライフ関連など多岐
S Venturesは、国内外の多様な企業に投資を行いつつ、サツドラグループの一員として、北海道の人口減少や高齢化などの社会課題の解決に取り組んでいます。
AWL株式会社とは、サツドラ店舗にAIカメラを設置。顧客動線や来店者属性を分析することで、時間帯ごとのマーケティング戦略の最適化や売上向上に貢献し、データドリブン経営の基盤となっています。
今後は、フィンテック領域の企業と連携し、当社グループの次期決済基盤の開発と地域への展開。ペットライフにおいては、成長を続ける獣医療市場(to B)・ペット市場(to C)に対して、OMOプラットフォームを活用したペットユーザー向けサービスを展開して参ります。
サツドラグループとして、これまでの投資先企業と継続した事業連携を進めながらも、今後は北海道内発の企業への支援に加え、国内外のリテール・テック領域を中心に、投資・事業連携を拡大していく考えです。札幌・東京(天王洲)に開設したコワーキングスペース「EZO HUB」をはじめとしたグループのアセットを活用しながら、様々な企業とのアライアンス(事業連携)を強化するハブ機能としてS Venturesの活動を拡大してまいります。
サツドラホールディングス株式会社
設立 : 2016年8月
代表 : 富山 浩樹
所在地 : 北海道札幌市
事業内容: グループ全体の経営戦略策定/グループ事業会社の経営管理/
グループ全体の資金管理・調達/グループ全体の広報/
グループコンプライアンスの推進
URL : https://satudora-hd.co.jp/
株式会社S Ventures
設立 : 2022年10月
代表 : 高橋 幸裕
所在地 : 北海道札幌市
事業内容: ベンチャー企業/ベンチャーキャピタルに対する投資及びその育成等
URL : https://s-ventures.vc/