「無意味化」によりPCからの情報漏えいを防ぐ ZENMU for PC 秘密分散のアルゴリズムを刷新して、安定性と機能性を強化
株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長:田口 善一、東京都品川区)は、2018年4月24日より、データの無意味化により「情報の安全」を実現するオープン・セキュリティ インフラストラクチャ「ZENMU(ゼンム)」のPC版「ZENMU for PC」の最新バージョン4.0を販売開始いたします。
PCを社外に持ち出し、場所や環境を選ばず仕事が可能なテレワークが普及するにつれ、万一のPCの盗難や紛失時でも、情報漏えい事故にならない対応がますます重要となります。データを無意味化してPCの内蔵ドライブと外部ストレージで分散管理するZENMU for PC。PCと外部ストレージを接続して初めてPC上にデータが復元します。万一のPCの盗難や紛失時も、PC内には無意味化されたデータの分散片しか存在しないので、情報漏えいは起こりません。
また、持ち出しPCの情報漏えい対策としては、シンクライアントやVDIの利用など端末にはデータを残さない運用が安全ですが、ネットワークの接続環境が悪い場所では利用できません。オフラインでも利用可能、かつ、安全な環境を求める企業において、ZENMU for PCが選ばれています。
ZENMU for PC概要図
最新バージョン4.0では、ZENMUのコア技術である秘密分散アルゴリズムを刷新し、安定性と機能性を大幅に向上しました。また、外部ストレージに分散するファイルサイズを固定にし、安全性を保ったまま小さくすることにより(※)、外部デバイスとの接続性が向上しました。今後、さまざまなデバイスへの分散が期待されています。
バージョン4.0の主な新機能
- 秘密分散アルゴリズムの刷新と分散ファイルサイズの縮小化
ZENMUのコア技術である秘密分散アルゴリズムを刷新しました。また、外部ストレージに分散するファイルサイズを固定にした上で小さくすることにより、外部デバイスとの接続性が向上しました。分散片が小さくなっても、安全性の強度は変わりません。
- ロールバックデータの保存通知と自動保存
手動によるロールバックデータの保存だけではなく、定期的にロールバックデータの保存をユーザーに促す通知を行えるようになりました。また通知後自動的にロールバックデータの保存を行うことが可能となります。
- Outlookの OST フォルダーを仮想ドライブに移動
Outlook 2016の OSTファイルを格納しているフォルダーを仮想ドライブに移行することが可能となりました。これにより、Outlookの設定などを変更することなく、Outlookのメールや添付ファイルなどを仮想ドライブ上で安全に利用可能となります。
ZenmuTechは、データそのものを無意味化して取扱うことで、暗号化では実現できない高度なセキュリティとユーザーが意識しないで安心・安全が享受できるユーザビリティとの両立を実現するソリューションとして、企業や社会に役立つ製品を提供し続けます。
ZENMU for PCの概要は、こちら https://zenmutech.com/products/zenmu-for-pc
(※)前バージョンまでは、PCの内蔵ドライブの約1,000分の1サイズ。たとえば、10GBの仮想ドライブ作成時は、外部ストレージの分散ファイルは10MB
ZenmuTechについて
ZenmuTechは、ユーザー視点に立って利便性を損なうことなく、あらゆるデバイスコントロールとセキュリティ対策を考慮したクライアント環境やインフラストラクチャを提供しております。データの無意味化で情報漏えいリスクをゼロにし、従来の暗号化技術では実現できなかった高セキュリティなソリューションを実現する「ZENMU」により、グローバル環境への進展を見据えた上で、革新的な技術力とオープンイノベーションによる創造力により「情報の安全」を提供し、広く社会に貢献します。