【夏休み自由研究】 身近なものを拡大! お札に隠されたある文字の存在が明らかに…!

毎年、小中学生の理科自由研究を募集・表彰している「自然科学観察コンクール(通称:シゼコン/主催:毎日新聞社、自然科学観察研究会/協賛:オリンパス株式会社)」では、夏休みの自由研究のきっかけづくりの一環として、顕微鏡機能付きデジタルカメラを使って身近なものを拡大し、観察・撮影するイベント「シゼコンpresents わくわく自由研究」を開催しました。

本イベントは昨年よりスタートし、好評につき今年は初めて大阪でも開催されました。※8月5日(土)にオリンパスプラザ大阪、8月19日(土)にオリンパスプラザ東京で開催。

イベントには各会場で12組の親子が参加し、葉っぱやミジンコ、さらには自分の肌など身近なものを拡大して観察し、普段肉眼では見ることができないミクロの世界を体験しました。

イベントの様子

イベントの様子

イベントでは事前に顕微鏡の仕組みとカメラの使い方が説明され、その後実際にカメラを使って拡大・観察・撮影を行いました。

事前の説明時には落ち着いて話を聞いていた子どもたちですが、実際にカメラを使う時間になると夢中になって様々な対象物を拡大し、観察・撮影を始めました。同席した保護者も最初はそんな子どもたちの様子を微笑ましく見ているようでしたが、いつのまにか子供と一緒になって観察する姿がありました。

参加者が最も面白いと思った拡大写真を発表!

イベントの最後に参加した子どもたち一人一人に、自分が観察・撮影した対象物の中で最も面白いと感じた写真を発表する機会を設けました。

こちらはお札の裏面の一部を拡大した写真です。

千円札の裏面の拡大

千円札の裏面の拡大

こちらは千円札の裏面の一部を拡大したものですが、なんと小さな桜の花びらの中に「ニ」「ホ」「ン」の文字が…!子どもがたまたまお札を拡大していて発見したのですが、周囲もびっくり。この事実に気付いている人はなかなかいないのではないでしょうか。

続いては子どもが観察したいと自分の家から持参したある物の拡大です。

卵の殻の薄皮

卵の殻の薄皮

こちらはタオルの拡大…ではなく、卵の殻の薄皮を拡大した写真です。見たところふわふわとした柔らかさを想像させますが、実際に口にしてもそのような感覚はありません。日頃口にしているあらゆるものがどのようなつくりになっているのか、興味が湧いてきますね。

もしまだ自由研究に取り組んでいなければ、身近なものを拡大・観察しまとめてみてもよいかもしれません。いつもの日常を少し違った視点で見られたら、きっと驚きや発見に繋がるはずです。

シゼコンは、身の回りの不思議を発見し解決する、子どもたちの「科学する心」を応援しています。

シゼコンの概要

自然科学観察コンクールは全国の小・中学生を対象とした理科自由研究コンクール。

1960年の開始以来、自由研究の発表の場として、生物の生態・成長記録、天文、気象の観察、身近に起きる現象の解明など、自由なテーマ・形式での作品募集を行っています。

主催:毎日新聞社、自然科学観察研究会

後援:文部科学省

協賛:オリンパス株式会社

シゼコンホームページにて、過去の作品を公開中

シゼコンホームページでは第41回からの入賞作品の紹介や自由研究の進め方のヒントをまとめています。

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