2011年のケーブルセットトップボックス需要は堅調

株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社インスタットが発行した報告書「The Cable Set Top Box Market: Growth Opportunities Shift to Asia (ケーブルセットトップボックス市場:成長機会のアジアへの移行)」の販売を開始しました。

世界のケーブルセットトップボックス市場にとって、2011年は堅実な実績を残した年でした。主に、アジアにおける、デジタルケーブルセットトップボックスに対する堅調な需要が要因となっています。

その一方で、米国のケーブルセットトップボックスの出荷台数は減少しつづけています。主にケーブルテレビ加入世帯数の減少、そしてケーブルテレビ事業者による設備投資予算の緊縮が原因として挙げられます。

インスタットによる当報告書では、世界のデジタルセットトップボックスの出荷台数は、2010年の出荷数からわずかに1%減少し、5,500万台を超えると予想しています。

「インスタットでは、ケーブルセットトップボックス市場の長期的な見通しは明るいと確信しています。」と、リサーチディレクターのMike Paxtonは述べています。

「私たちの予測では、2012年および2013年における世界のSTB出荷台数は、わずかながら減少します。しかし、発展途上国において、アナログケーブルサービスからデジタルケーブルサービスへの移行が継続するため、2014年には再び需要が拡大する見通しです。」

当報告書の要点
Motorola Mobilityが引き続き、ケーブルセットトップボックスメーカーとして首位に立ち、次にCisco Systemsがつづく見通し。

HDケーブルセットトップボックスに対する力強い需要は継続し、2011年のHDケーブルセットトップボックスの世界における出荷台数はおよそ1,100万台と推定。

デジタルケーブルセットトップボックス向け半導体部品の有効市場(TAM)は、2011年に29億米ドルに達する見通し。

2011年のデジタルケーブルセットトップボックス製品の収益は、65億米ドルに達する見込み。

市場調査レポート: ケーブルセットトップボックス市場:成長機会のアジアへの移行
The Cable Set Top Box Market: Growth Opportunities Shift to Asia
http://www.gii.co.jp/report/cg226494-cable-set-top-box-market-growth-opportunities.html
出版日 2011年11月
発行: In-Stat

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