愛犬のしつけにはおやつをあげたらいいって書いてある記事が多いですよね。でも、実際におやつを使ってみてしつけがうまく行かないと悩んでいる人多いのではないでしょうか?
実は、その理由はおやつをあげるタイミングを間違っていたからかもしれません。 今回の記事ではどのタイミングがいけないのかご紹介していきます。

1、おやつをあげてはいけないタイミングとは?

しつけのために叱っている時

愛犬が悲しそうな顔をしているとどうしても許してあげたくなり、今回だけと思いおやつをあげてしまう人は多いのではないでしょうか?
その行動は完全にアウトです。それではしつけになりません。
なぜなら、叱っているタイミングにおやつを愛犬にあげると、「悪いことをしたらおやつがもらえる」と解釈してそれを学習してしまうためです。
1回くらいなら・・・と思う人もいると思います。愛犬はその1回で学習することも多いので絶対にやめておきましょう。

愛犬が吠えている時

しつけで悩んでしまうのが、愛犬がおやつを要求して吠えてくる時ですよね。場所やタイミングによってはすぐ吠えるのをやめてほしいがためにおやつをあげてしまっていませんか?
また、おやつをあげることで吠えるのをやめるからあげているんですと全くしつけが出来ていない人もいるでしょう。
しつけで叱っている時と同様に、おやつは愛犬にとって報酬になってしまいます。つまり、要求するために吠えればこの飼い主はおやつをくれると学習してしまうということです。
そうなるともう修正するのが難しくなり、しょっちゅう吠えるようになりますよ。そうならないためにも吠えているタイミングのおやつはやめましょう。

芸を覚えさせるために芸を行う前にもおやつをあげる

芸の練習の時、芸が成功したタイミングでおやつのあげるのは正しいです。しかし、芸を行う前におやつをあげるのはやめましょう。
なぜなら、芸を行う前におやつをあげると、芸を覚えるうえで大事な「飼い主の言う事を聞く」ことよりも「おやつをもらう」ことが目的になってしまうためです。
つまり、おやつを見せてもおやつだけ食べて芸をしなくなる可能性があります。しつけをするうえでそれでは困るため、このタイミングでおやつをあげないようにしてください。

おやつを要求してきたとき

え?欲しがっている時にあげちゃいけないの?と思った飼い主さん多いと思います。このタイミングであげるのはよくありません。
なぜなら、このタイミングであげると「いつでも自分の意見が通る」と愛犬が学習してしまうためです。しつけのために使っているおやつであれば、しつけのタイミング以外では使わないようにしましょう。
あくまでも、おやつを食べることが出来るタイミングを決めるのは飼い主であることを愛犬に学習してもらいましょう。

2、おやつのタイミングを間違えて、愛犬を危険にさらすことがある

おやつのタイミングはしつけをするためだけではありません。
愛犬を危険にさらすことだってあるので注意してください。

飼い主が出かけるタイミング

飼い主が外出しようとすると、後ろから愛犬がついてきたからおやつをあげてその隙に外出していませんか?
これはおやつをあげてはいけないタイミングです。なぜならそのタイミングでおやつを与えていると、愛犬は「早くこのおやつを食べ終わらないと飼い主がどこかに行ってしまう」と焦っておやつを食べるようになるためです。
これは、おやつを噛まずに飲み込む原因となりそれにより病院に行かなければいけなくなるトラブルに発展してしまいます。愛犬の体を守るためにも、外出のタイミングでおやつをあげないようにしてください。

まとめ

愛犬のしつけで「おやつ」を使うことが有効であるのは知っている人が多いでしょう。しかし適切なタイミングで使うことが出来ず、ついついNGなタイミングであげてしまっている人が多いです。しっかりとおやつをあげるタイミングを理解して、愛犬のしつけを行いましょう。


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