「介護はすみだ生まれ、いま・むかし」展 開催決定 写真でたどる すみだの街角 2017年11月15日(水)~22日(水)
昭和の貴重な写真、資料、商品が当時の想いを鮮やかに呼び起こします
このたび、水泳用品・介護用品メーカーの「フットマーク株式会社」(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:三瓶 芳)は、写真でたどる すみだの街角「介護はすみだ生まれ、いま・むかし」展を開催いたします。
本展示会は、墨田区制70周年を記念した事業で、フットマークではすみだ郷土文化資料館に所蔵された写真や当社所蔵の写真を用い、地域の移り変わりや時代とともに歩んできた介護商品の展示をいたします。
概要
日にち: 2017年11月15日(水)から2017年11月22日(水)まで
※11月18日(土)、19日(日)は休館日
時間 : 9時~16時
場所 : フットマーク株式会社 マーク館(東京都墨田区緑2-8-4)
入場料: 無料
主催 : フットマーク株式会社
協力 : すみだ郷土文化資料館
見どころ
・写真でたどるフットマークのある緑町のいま・むかし
・赤ちゃんのおむつカバーからなぜ水泳帽子が生まれた?!
・実は「介護」という言葉はすみだ生まれ
・介護から快互へ~介護という言葉に込めた想い~
主な展示資料
赤ちゃんのおむつカバー
学校水泳で水泳帽子をかぶることが必須に
介護という言葉を商標登録
開催のきっかけ
実は「介護」という言葉は1984年に墨田区で生まれました。その言葉の誕生のきっかけとなったのは、ご近所の方の声でした。こっそりとやってきた近所のお嫁さんからの相談。「うちのおじいちゃんが、お漏らしをするので大人用のおむつカバーを作ってくれませんか?」それは当時あまり人には相談できない悩みで、お役に立てるのならと大人用のおむつカバーを作って差し上げたら大変喜ばれました。このことが「介護事業」の始まりにもなりました。それはお悩みを話していただける、いわゆる「下町」ゆえのつきあいがあったからこそ、成せることだったとも言えます。
フットマークは2015年に70周年を迎えました。創業当時より墨田区で事業を営み、お客様の声から新商品を生み出すことで新しい足あとをつくってまいりました。このたび墨田区制70周年の節目に今回の巡回展を通じ、地域の皆様とふれあえる場にするため、開催を決定いたしました。
区制施行70周年記念事業について
墨田区は昭和22年(1947)3月15日に、本所区と向島区を統合して誕生し、平成29年(2017)に区制施行70周年を迎えました。
墨田区域は昭和20年3月10日の東京大空襲などを受け、大半が焼けました。戦争が終わり、日本が連合国の占領下におかれても、極端な物資や食糧の不足、急激な人口増加などの厳しい環境が続きました。その中で、少しずつ戦災からの復旧・復興が始まりました。
昭和25年(1950年)の朝鮮戦争特需に始まる経済発展の間には、台風などによる水害、工場排水や大気汚染などの公害問題、工場撤退による人口減少など様々な問題もありました。
工場撤退後の再開発では、団地の建設や区役所庁舎の統合が行われました。ターミナル駅周辺の再開発は両国、錦糸町と続き、業平橋には東京スカイツリーが建設されました。
今回は、すみだ郷土文化資料館が所蔵する写真と、ご提供いただいた地域の写真も用いて、区制施行70周年記念の巡回展示を行います。巡回展は当館初の試みです。資料館を飛び出して、区民のみなさまに身近な場所で見ていただきたいという思いを込めました。
(すみだ郷土文化資料館発行/区制施行70周年記念事業 地域巡回展 写真でたどる すみだの街角より抜粋)
墨田区役所サイト
会社概要
会社名 : フットマーク株式会社
所在地 : 東京都墨田区緑2-7-12
設立 : 1950年4月28日(創業1946年)
代表者 : 代表取締役社長 三瓶 芳
事業内容: 水泳用品・介護用品・健康スポーツインナーの
企画、製造、販売
URL : http://www.footmark.co.jp/