4割超の企業が過去3年よりも中途採用人数増、新規事業に伴う増員は3割を超える

企業人事600人に聞いた、中途採用の現状

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林 大三)は、中途採用を実施している人事担当者に対してアンケートを実施し、628人から回答を得ました。このたび「中途採用の現状」について調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。

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 https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2018/181115-01/

調査結果トピックス

・過去3年と比較して中途採用の人数を増やす企業は、4割を超える(43.8%)
・採用実施の背景は、「新規事業に伴う増員」が3割を超える(32.8%)
・募集職種は「営業」が48.2%と最も多い
・「新規事業に伴う増員」を行う企業の約6割(59.2%)は「IT系エンジニア」を募集し、募集職種の中で最も多い

解説

人材争奪戦の背景はデジタルトランスフォーメーション

過去3年間と比べて中途採用を増やす企業は4割超と、旺盛な求人意欲を示す結果となりました。「IT・情報通信業」「製造業」は特に採用を強化。従来の欠員補充だけでなく新規事業に伴う増員が3割超となり、職種では「IT系エンジニア」が最多です。背景にあるのは、全産業で加速するデジタルトランスフォーメーション(※)。各企業は、デジタルテクノロジーをテコにした多角化経営を加速するため、自社にはいない人材獲得を強化しています。今後、変化を仕掛ける企業とそうでない企業との間で、優秀な人材の求心力に大きな差が出ていくと考えられます。

※デジタルトランスフォーメーション
情報技術が社会のあらゆる領域に浸透することによってもたらされる変革の意
出典:大辞泉(小学館)

リクナビNEXT編集長 藤井薫
リクナビNEXT編集長 藤井薫
図1
図1

中途採用実施の背景

「新規事業に伴う増員」が3割を超える

中途採用実施の背景を見たところ、欠員補充(54.0%)や既存事業拡大による増員(48.6%)が高い結果となりましたが、新規事業に伴う増員についても3割を超える結果となりました(32.8%)。業種別に見ると、「IT・情報通信業」は4割を超えています(43.5%)。

図2|2018年度(2018年4月~2019年3月)に実施している中途採用の背景を教えてください(MA) n=628

図2図4
図2図4

図3|図2で「新規事業に伴う増員」と回答した、業種ごとの割合

図3
図3

「新規事業に伴う増員」企業の募集職種

「新規事業に伴う増員」を行う企業の約6割は「IT系エンジニア」を募集

中途採用実施の背景として「新規事業に伴う増員」と回答した企業の募集職種を見たところ、「IT系エンジニア」の募集が約6割(59.2%)と、営業職の募集が約5割(51.0%)を超える結果となりました。

図4|図2で中途採用実施の背景が「新規事業に伴う増員」を選択した回答者のみ n=206
募集職種について教えてください(MA)

図4
図4

その他プレスリリース本文に掲載の設問

・募集職種について教えてください
 -全体
 -業種ごとの上位

調査概要

実施期間|2018年9月21日(金) ~ 2018年9月30日(日)
調査対象|企業の採用戦略策定に関与している方
回答数 |対象者739名のうち、中途採用を実施していると回答した628名
調査方式|インターネット調査(調査協力:株式会社マクロミル)

調査結果の注意点

%を表示する際に小数点第2位で四捨五入しているため、単一回答の場合は100%、複数回答の場合は合計値に一致しない場合があります。

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