Webアプリケーションサーバー『Adobe ColdFusion 2018』 開発生産性と保全性を強化した最新版を7月12日より販売開始
株式会社サムライズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:谷 利太郎、以下 サムライズ)は、Adobe Systems Incorporated (Nasdaq:ADBE、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下 アドビシステムズ社)が開発した同製品の新バージョンである『Adobe ColdFusion 2018』を、2018年7月12日より日本市場で販売開始することを発表いたします。※
※『Adobe ColdFusion 2018』は、2018年7月12日より全世界で同時発売されます。
Adobe ColdFusion とは
「Adobe ColdFusion」は、Webシステムを迅速に開発することができる、企業向けのWebアプリケーションサーバーです。企業システム構築に多数の実績を持つJavaをベースとしながら、HTMLの記述方法でプログラミングが可能な専用言語CFML(ColdFusion Markup Language)を搭載しており、Javaの機能性と応用力を享受しながら直観的なプログラミングが可能です。
また、技術サポートや無償バージョンアップなど、バージョンごとに最長7年のメーカーサポートも提供されており、民間公共を問わず法人向けのWebシステム基盤としての信頼性をご評価いただいております。
日本国内においては1998年に日本語版の「ColdFusion 3.0」が発売されて以来、企業、公官庁及び教育機関等、多くの組織で長年にわたりご採用いただいております。
『Adobe ColdFusion 2018』製品ページ
新バージョン『Adobe ColdFusion 2018』の特徴
『Adobe ColdFusion 2018』では、外部システムとのシームレスな連携を実現するためCFMLが改良され、さらにはタグ形式・スクリプト形式のどちらでも100%同等の機能を利用できるようになりました。また、安定した運用を促進する「パフォーマンス管理ツールセット」が刷新され、RESTサービスの管理やテストを促進する「REST Playground」、外部向けWebサイト運用において重要な要素であるセキュリティの自動設定機能「自動ロックダウン」などが新たに搭載されています。
これらにより、開発の生産性がさらに向上するとともに、保全性も強化されコスト効率に優れた、システムの開発から運用が実現できようになりました。
CFML言語の改良
従来の開発生産性の高さはそのままに、ColdFusionと外部システムとの連携をよりシームレスに行い、データの受渡しや記述の親和性を高めるために、配列やクエリ操作の効率化やJavaオブジェクトの直感的な生成、null対応、データタイプの保存やJSONデータ形式の取り扱い強化などを行い、プログラミング言語CFMLを大幅に改良しました。さらに、IO、データベース処理など、リソースを多く消費するコードセグメントを別のスレッドにオフロードする「非同期プログラミング」を実装することで、基幹アプリケーションの負荷を最適化し、応答性の向上につながります。また、「ColdFusionのコンポーネントの機能追加」が行われ、抽象コンポーネントやメソッド、finalコンポーネントやメソッド・変数、インターフェイスで関数の定義が可能になるなど、よりオブジェクト指向なプログラミングが可能となりました。
パフォーマンス管理ツールの大幅な刷新
新たに搭載された「パフォーマンス管理ツールセット」ではColdFusionの稼働状況やアプリケーションの性能を直感的なGUIから管理できます。これにより、データベース、ネットワーク、外部リソースなどのアプリケーション稼働に重要なプロセスへの影響が生じる前に対処が可能となり、より安定した運用を行うことができます。また、ボトルネックの特定に必要となるJVM、CPU使用率などの情報の取得や、負荷に応じたWebサーバーコネクタの自動調整など、アプリケーションが高いパフォーマンスを維持するための様々な機能が用意されています。
さらに、上位のエンタープライズエディションでは、コードレベルでパフォーマンスの性能を解析するプロファイラが利用できます。ボトルネックの根本的原因の特定に必要な情報を確認できるため、開発者の経験や知識に依存しない、より効率的なアプリケーションのトラブルシューティングが可能になります。
REST Playgroundの搭載
ColdFusionで作成したRESTサービスの一覧や、サンプルデータを元にテストなどを行う「REST Playground」が新たに搭載されました。この機能を利用することで、開発・テストの段階にてシンプルかつ直感的なUIのもとにRESTサービスの管理やテストを実行することができます。
さらに上位のエンタープライズエディションを使用すれば、運用フェーズでの社外・社内向けに公開する「APIマネージャー」を利用して、APIの管理やセキュリティ設定、利用実績の測定などライフサイクル全体でAPIサービスの管理、保護、変換を行うことができ、よりコスト効率に優れたサービスを提供可能です。
自動ロックダウン機能の搭載
外部向けWebアプリケーションサービスの公開にあたって、推奨されるセキュリティ設定を自動で行える、専用のロックダウンツールが新たに用意されました。IIS/Apacheの設定や、ファイルのパーミッション、不要なハンドラーマッピングの拒否など、外部向けにサービスを公開するにあたって推奨されるセキュリティロックダウンの対策をツールによって自動で行うことができます。セキュリティ対策のフェイルセーフとコンプライアンスを確保するために有効な手段となります。
株式会社サムライズについて
サムライズは、アドビシステムズ社の「ColdFusion」を取り扱う国内で唯一の特別販売代理店として、創業以来、Webアプリケーションサーバー市場をリードしてきました。
サムライズは常にお客さまの視点に立ち、投資に見合う情報化・効率化を実現する「革新的な技術やサービス」を提案することで、お客さまに課題解決の為の簡易かつ最適なサービスとソリューションを提供する「ソフトウェアとサービスのマーケティング・プラットフォーム企業」を目指しております。
本社所在地: 東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビル10F
電話 : 03-5436-2040(代)
URL : https://www.samuraiz.co.jp
プレスリリース掲載場所
Adobe ColdFusion 2018 リリースセミナー
言語の拡張やパフォーマンスを管理する新しいツールセット、セキュリティの自動設定機能などが搭載された『Adobe ColdFusion 2018』を、デモンストレーションを交えながらご紹介するセミナーを開催いたします。
日時: 8月7日(火)/8月24日(金) 15:00~16:30(開場 14:45)
会場: 株式会社サムライズ セミナールーム(東京・大崎)
東京都品川区大崎1-6-4 新勧業大崎ビル10F
定員: 15名
費用: 無料(要事前申込み)
URL : https://www.samuraiz.co.jp/event/02_cf2018release.html?atpress0712
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