民藝運動をけん引した柳宗悦・吉田璋也・河井寛次郎の暮らしに学ぶ 島崎 信×萩原 健太郎 クロストーク 7/9に新宿OZONEで開催
島崎 信×萩原 健太郎 クロストーク vol.2 「民藝の巨匠たちから、住まいづくりを学ぶ」
東京・西新宿にある住まいづくりの情報センター「リビングデザインセンターOZONE」(読み:オゾン、運営:東京ガスコミュニケーションズ株式会社)では、北欧のデザインや暮らしを日本に伝えてきた第一人者・島崎 信氏と、北欧のデザインや暮らしに関する執筆で活躍中の萩原 健太郎氏をお迎えし、クロストークセミナー第二弾を2022年7月9日(土)に開催します。
島崎 信×萩原 健太郎 クロストーク vol.2
「民藝の巨匠たちから、住まいづくりを学ぶ」
https://www.ozone.co.jp/news/seminar/845/
開催日:2022年7月9日(土)14:00~15:30
会場 :リビングデザインセンターOZONE 5F セミナールーム
定員 :30名(事前申込制/申込締切 2022年7月6日(水)18:30)
参加費:無料(CLUB OZONE会員限定)
※CLUB OZONEはリビングデザインセンターOZONEが運営する無料の会員制度です。
ウェブサイトからご入会いただけます。
https://www.ozone.co.jp/service/clubozone-smile/
内容
「民藝」とは民衆的工芸の略で、無名の職人の手でつくられた生活用具の中でも実用性と美しさを兼ね備えた工芸品を指します。
さらに、大正末期に思想家・美術評論家の柳宗悦らにより、民藝の品々の価値を認め、守り、育てるという民藝運動が展開され始めました。
・民藝運動の父、柳宗悦
・医師であり、民藝のプロデューサーでもあった吉田璋也
・京都を拠点に活動した陶芸家で、柳の右腕的存在であった河井寛次郎
民藝活動をけん引した彼らは、自身の家や暮らしにもこだわりを持っていました。
こうした民藝の巨匠たちの家や調度品などを切り口に、どんな家で・どのように暮らしていたかを掘り下げ、現代における私たちの家づくりとの相違について考えます。
また、セミナーでは実際に見学が出来る彼らの住居など、民藝に関連するスポットの紹介も。
柳宗悦・吉田璋也・河井寛次郎らのこだわりある暮らしぶりから、これからの私たちが目指すべき理想の住まい方を想像できる機会となるでしょう。
講師プロフィール
・島崎 信(Makoto Shimazaki)
1956年、東京藝術大学卒業後、東横百貨店(現 東急百貨店)家具装飾課入社。
1958年、JETRO海外デザイン研究員として日本人ではじめてのデンマーク王立芸術アカデミー研究員となり、1960年、同建築科修了。
帰国後、国内外でインテリアやプロダクトのデザイン、東急ハンズ、アイデックの企画、立ち上げにかかわるかたわら、武蔵野美術大学工芸工業デザイン科で教鞭を取る。北欧やデザインに関する企画やセミナー、著作などを数多く手がける。
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科名誉教授。
北欧建築デザイン協会理事、日本フィンランドデザイン協会理事長、公益財団法人鼓童文化財団特別顧問、有限会社島崎信事務所代表。
・萩原 健太郎(Kentaro Hagiwara)
ライター・フォトグラファー。
1972年生まれ。大阪府出身。関西学院大学卒業。
株式会社アクタス勤務、デンマーク留学などを経て2007年独立。
東京と大阪を拠点に、デザイン、インテリア、北欧、手仕事などのジャンルの執筆および講演、百貨店などの企画のプロデュースを中心に活動中。北欧、インテリア、民藝を中心に多くの著書がある。
日本文藝家協会会員。日本フィンランドデザイン協会理事。北欧建築デザイン協会(SADI)会員。
オフィシャルサイト: https://www.flighttodenmark.com/
■萩原 健太郎氏が取材:島崎 信氏が考える「これからの住まいを考える際に大切なこと」
家で過ごす時間が増え、改めて住まいについて考える機会が増えています。
住まいを考える際に大切にしたいポイントを、リビングデザインセンターOZONEのウェブサイト「WEB OZONE」内のコンテンツ『ライフスタイル』にて、島崎 信氏に語っていただきました。聞き手を萩原 健太郎氏が担当しています。
本セミナーの受講前にご参考ください。
・これからの住まいを考える際に大切なこと[vol.1]
https://www.ozone.co.jp/lifestyle/87/
・これからの住まいを考える際に大切なこと[vol.2]
https://www.ozone.co.jp/lifestyle/89/