栃木最古の酒蔵「開華」で酒蔵見学会を2月16・17日開催 酒蔵直営ならではの 見て・呑んで・楽しむイベント ~平成最後を記念した、平成元年醸造のお酒も試飲可能~
栃木県佐野市にある酒蔵 第一酒造株式会社(代表取締役社長:島田 嘉紀)は今年で25回目となる「酒蔵見学会」を2019年2月16日(土)、17日(日)の二日間開催いたします。酒蔵見学会とは栃木県最古の酒蔵である第一酒造が開催する酒造りを見て楽しんで呑んで楽しむイベントとなっております。
「酒蔵見学会」とは?
酒蔵見学会とは、栃木県最古の酒蔵である第一酒造が開催する年に一回の酒蔵見学ができる予約不要のイベントです。精米から始まる酒造りの全工程を、酒造一級技能士又はきき酒師有資格者による案内を聞きながら見学。当日限定しぼりたての試飲の他、同社の販売する商品数種類の試飲ができます。また、参加者全員が無料で、鑑評会出品酒が当たる大抽選会に参加できます。予約不要で1名でも気軽に参加できます。
参加者は、酒造りが真っただ中の、この時期にだからこその酒蔵の香りや空気を感じていただくことができます。一般には、仕込み最盛期を避け3月に開催されることが多い酒蔵見学会ですが、第一酒造ではあえて酒造りの全工程が行われているこの時期に開催しています。
平成最後の酒蔵見学会はここが一味違う!
今年の酒蔵見学会では今までの酒蔵見学会からパワーアップします。平成最後となる2019年の酒蔵見学会では、平成元年1月に醸造した大吟醸酒(低温で30年間熟成)を特別試飲酒(有料)として提供いたします。丁寧な小仕込みから生まれた上品な吟醸香に、長期低温熟成が育む甘美な香りが加わり、かすかに淡い黄金色。生まれもった特徴を残しながら、30年の時を経たまろやかさが加わった、30年の極みです。
また、昨年11月に大手クラウドファンディングMakuakeにて行ったクラウドファンディングで、Makuake史上最も多くの支援を集めた甘酒「糀の活力」の無料試飲を行います。米と米糀だけを使った甘酒に栃木県産ゆず果汁が加わり、スッキリした甘味は「おいしいだけでなく、体にもよい」と大好評でした。現在未発売の同商品が無料で飲める絶好の機会です。
さらに、昨年より開始した「酒粕詰め放題」「日本酒ガチャガチャ」「蔵人が育てた米で造った甘酒の無料試飲」「近隣菓子店とタイアップした酒蔵プリンの販売」など、お酒が少し苦手な方々にも楽しんでいただけるようなイベントとなっております。
第一酒造株式会社『開華』の三つのこだわり
1.県内で最も伝統のある酒蔵は、米作り340年の歴史
延宝元年(1673年)創業の栃木県内で最も歴史のある酒蔵ですが、創業時から農家でもあります。農業と酒造りが一体となって始まりました。蔵元自社水田で、田植えから収穫まで全て社員が行っています。
2.日本名水百選にも選ばれた、全国でも有数な佐野市の良質な仕込水
きれいな川水の条件は、山の地層が古くよく洗いさらされ、あまり溶け出さず、その山に木がよく生えている、いわゆる水源のかん養ができていることです。関東平野の北端に位置し古生層から流れ出す佐野市の水は、日本名水百選にも選ばれたとび抜けてきれいな水です。
3.卓越した技術者集団
杜氏資格の国家検定制度「酒造一級技能士」5名。
栃木県で始まった「下野杜氏」(全十数名中)3名。
独立行政法人酒類総合研究所認定「清酒の官能評価分析における専門評価者」1名。
栃木県認定「とちぎマイスター」2名。
お米の公式等級検査「食糧検査技師」3名。
第一酒造株式会社『開華』の歴史
江戸時代初期の延宝元年(1673年)に創業の栃木県内最古の老舗蔵元です。
1673年は4代将軍徳川家綱の時代で江戸では呉服店「越後屋(三越の原点)」が開業。アメリカ独立宣言(1776年)までは100年以上あります。
江戸時代、佐野のお酒は渡良瀬川から利根川への河川流通によって「地廻りもの」として江戸へ運ばれ、関東の酒処として栄えました。現在でも江戸東京博物館で当時の様子が見られます。
長年にわたってご愛飲いただいている地元の愛飲家の皆様が、どんな開華を呑んでも、美味しいお酒で楽しんでいただけるようにとの想いから、1998年より全商品を特定名称酒(吟醸酒、純米酒、本醸造など)と致しました。香港向け輸出(1993年)に始まり、現在では北米、欧州、香港、韓国、台湾、シンガポールなどの各国へ輸出されていますが、栃木県内への出荷が全出荷の約8割を占めています。
会社概要
商号 : 第一酒造株式会社
責任者 : 代表取締役社長 島田 嘉紀
所在地 : 〒327-0031栃木県佐野市田島町488番地
ホームページ: http://www.sakekaika.co.jp/