Colt、uCPEソリューションの機能拡張を発表
NFV(ネットワーク機能仮想化)によりお客様のデジタル・トランスフォーメーションを支援
東京発 広帯域ネットワークサービスを高速かつオンデマンドで提供し、お客様のデジタル・トランスフォーメーションを実現するColtテクノロジーサービス(以下、「Colt」)はユニバーサルCPE(uCPE)ソリューションの機能拡張を発表しました。このソリューションにより企業は、ネットワーク機能仮想化がもたらすあらゆるメリットを実現できるようになります。
このたびの拡張機能では、SD WANやファイアウォールなどのVNF(Virtual Network Function)ソフトウェアを動作させるネットワーク・オペレーティングシステムやホスティング環境を提供します。これらは全て、標準の既製サーバーで実行され、プロバイダーマネージドVNF、およびカスタマーマネージドVNFアプリケーションが同一サーバー上で実行されます。
ColtのuCPEにより、お客様は下記のメリットを得ることができます。
Colt uCPEにより、お客様は仮想化されたネットワーク機能を、ポータル経由で容易に管理出来るようになり、迅速な設定変更が可能となります。
Colt uCPEが提供するネットワーク機器の仮想化やインターネット・ローカルブレイクアウトにより、データセンターやセンター拠点に集中していたクラウド向けトラフィックやコンピューティングリソースをお客様拠点に分散させるエッジコンピューティングを実現します。これにより、ネットワークにおけるボトルネックを解消してパフォーマンスを改善するだけでなく、通信回線やネットワーク機器のアップグレードのための追加投資を抑制します。
ネットワーク機器の仮想化により、ルーターやファイアウォールの機能をサーバー上でソフトウェアとして実行することで、自動化やオーケストレーションが容易となり、従来のハードウェアベースのネットワーク機器を使用する場合に比べ、設定変更やケーブル接続変更のための現地作業が不要となるほか、データセンター内のラックスペースや消費電力の削減が可能となります。
Coltのアジア代表および代表取締役社長の星野真人は次のように述べています。「我々は、未来のネットワークの理想像に向けてサービス開発を行っています。uCPEソリューションをさらに進化させ、サプライヤーやそのエンドユーサーに対して、迅速な新規機能の提供、コスト削減、運用効率化といったメリットを訴求していきます。そして、Coltはお客様の信頼されるパートナーとして、お客様のデジタル・トランスフォーメーションを支援し、お客様の新しいビジネスの創出に貢献致します。」
ColtのuCPEはADVAのEnsemble Connectorを仮想化プラットフォームとして採用し、SD WANやファイアウォールといった各種ネットワーク機能をVNFとしてサポートしています。