【名城大学】経営学部の学生が岩手県岩泉町で愛知の物産をチャリティー販売

継続した復興支援 学びを実践する貴重な機会に

愛知の特産品を販売する学生たち
愛知の特産品を販売する学生たち

本学経営学部の学生たちが8月29~31日、東日本大震災や2016年の台風10号による水害で被災した岩手県岩泉町を訪問し、台風10号からちょうど6年となった30日には岩泉観光センター(旧岩泉駅)で、愛知県の特産品をチャリティー販売しました。昨年に続く取り組みで、利益は全額、岩泉町に寄付することにしています。
 

「なごやめし」など32種類の特産品を販売

学生たちは2017年度から「学びのコミュニティ創出支援事業」の一環で、岩泉町など岩手県の特産品を学内で販売して利益を岩泉町に寄付することで、一過性ではない継続した復興支援を行っています。今年度も7月にオープンキャンパスも含めて計3日間、天白キャンパスで第1回の岩手県の特産品のチャリティー販売を実施しました。

岩泉町を訪れたのは国際経営学科の田中武憲教授のゼミ生ら26人で、味噌煮込みうどんやきしめん、あんかけスパゲッティなど麺類の「なごやめし」をはじめ、コーヒーやお菓子、トートバッグなど32種類の物産品を用意。買い物を楽しむ町民の皆さんと交流を深めながらチャリティー販売に取り組み、3時間ほどでほぼ完売しました。

今回のチャリティー販売に向けて、学生たちは自ら発案して企業を回り、協力をお願いしたところ、株式会社コメダと有限会社スパゲッティヨコイ、名鉄協商株式会社、豊田合成株式会社から商品の仕入れなどで賛同を得ることができました。田中教授は「協力をいただいた企業様、平日にもかかわらず買い物に来てくれた町民の皆さまに感謝します」と振り返るとともに、「コロナの長期化で制限も多いですが、学生たちにとって学部で学んだことを実践できる貴重な機会になりました」と意義を語りました。
 

秋には2回目の岩手の物産販売を計画

チャリティー販売に汗を流した学生たち
チャリティー販売に汗を流した学生たち

学生たちは今回の訪問で岩手県の物産品の視察や仕入れ交渉なども行い、10~11月ごろに今年度2回目の岩手県の物産品のチャリティー販売を計画しています。そして、7月と今回のチャリティー販売分も合わせた1年分の利益を、来年2月ごろに岩泉町に寄付することにしています。


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