「読んでもすぐ忘れる」「本がなかなか読み終わらない」が解消する読書法、「高速読書」であなたの人生が劇的に変わります
【スピード×記憶定着】脳科学から生まれた読書法で「本が読めた!」と感謝の声も多数届いています
読んだ本の中身をしっかり覚えていて、本で学んだことをビジネスやコミュニケーションの場で生かせたら、もっと自信を持てるし、周囲の評価もグッと高まるはず。そう思っていても本がなかなか読めないという方や、職場でも家庭でも、やる事が山積みで、のんびり読書する余裕なんて全然ないという方でも、すきまの時間を使ってどんどん本が読めるようになるのが、「高速読書」という方法です。
特別なレッスンやトレーニングは一切必要ない
「高速読書」では、1冊の本を3回繰り返して読みます。1回目は15分、2回目は10分、3回目は5分で読み、3回の合計読書時間は、たった30分。1冊2時間かけてじっくり読むより、30分で3回読む方が、結果として脳に記憶がとどまることが脳科学の研究で分かっています。加えて、それぞれ別の場所で読書するとさらに効果が高まります。人間が高い集中力を保てるのは15分が限界なのです。
一番大切で、最初にやるべきことは「目的を持つ」こと
ただ速く読めても、ただたくさん読めても、意味がありません。一人ひとりがそれぞれの目的を持って本を読むことが重要で、目的意識と課題意識を明確化することで、「脳を味方につける」ことができるそうです。
「脳を味方につける」とは、どういうことなのでしょうか。
たとえば、株式投資で困っているのであれば、まず目的や願望、解決したい課題をノートやメモに書き出します。子どもの教育に困っているのであれば、将来の理想や、どのような子に育ってほしいかを書き出します。そうすると、ある程度の規模の書店をぶらぶら歩いていれば、自然とそれに合った本を脳が見つけ出します。
また、何のために読んでいるのかを常に頭に置いておくことで、必要な部分は自然と目にとまり、逆に、不必要な部分は読み飛ばせるようになります。頭の中で『つまり何?』とつぶやきながら本を読むと、大切な部分とそうではない部分が無意識に区分できるようになるのです。
「高速読書」は、こうした人間の脳の働きを利用して、無理をせず読書の効率を上げる方法なので、誰にでも「読書の時短」が可能になります。
具体的な時短のコツ
・目次は読まなくていい。
・あとがきも読まなくていい。
・イラストや図表も見なくていい。
その他に、読み始める前に見ておきたいのは、次の4つ。
本のタイトル、帯、カバーの折返し、著者のプロフィールです。これだけ確認すれば、読む本の要所をだいたい押さえることができます。なぜならこの部分は、読者に伝えたいポイントをプロの編集者が何日もかけてまとめたものだからです。
「高速読書」は「速読」ではありません
「高速読書」は、単に速く読むための読書術ではありません。本を読んで問題解決に活かす、具体的なアウトプットを目的とした方法なのです。ここが「速読」とは決定的に違う点です。
「高速読書」で、インプット、アウトプットの両方の場面で機能するのがノートです。スタートラインは、目的をノートに書きだすこと。アウトプットするのがゴールです。
「高速読書」のやり方
タイマーを15分に設定し、すかさずスタート。(タイマーはスマートフォンのアプリでもOK)
すぐに読み始めよう。
1回目の読書で、自分の目的に沿った内容のページの端を折って印をつける。
2回目に印をつけた箇所を中心に読みながら、思いついたアイデアなどをページに直接書き込む。
3回目は、書き込んだページを重点的に読む。
読み終えたら、ノートに簡潔にまとめよう。
初めに書いた目的に並べて、書名や日付、本のポイントと具体的な行動プランを箇条書きにする。
書き込みを見直しながら、時間をかけずにシンプルな言葉でまとめるのがコツ。
読書から得た知識を脳に定着させて、仕事や生活にアウトプットして、人生を豊かにしてください!