創価大学が「YY CONTEST 2017」の学生部門で優勝 認知症予防アプリ開発計画を発表、社会性の高さを評価される
学校法人創価大学(創価大学・創価女子短期大学/東京都八王子市)は、国立大学法人九州大学ユヌス&椎木ソーシャルビジネス研究センターが主催する「ユヌス&ユースソーシャルビジネスデザインコンテスト2017」(開催:10月21日(土)、場所:公益財団法人笹川平和財団 国際会議場)の本選に出場し、本学経営学部の安田賢憲ゼミのteam ACTが学生部門で優勝しました。
本コンテストは、社会課題の解決に関心をもつ若者に対してユヌス・ソーシャル・ビジネスの価値を学ぶ機会を提供するものです。プランの策定段階から、各チームにメンターとして社会人メンター(事業会社幹部、コンサルタント、起業家等)がサポートし、本選までの約2ヶ月間で実行可能な計画に作り上げていきました。
今回は20チームがコンテストに参加。13チームが9月30日(土)に開かれた予選会に出場し、予選を突破した6チームが本選に臨みました。優勝に輝いたteam ACTは、高齢化社会に伴い、認知症患者が増加するとともに認知症に関する社会的な影響が増大する点に着目しました。その影響を減らすためには、認知症予防に多くの人が取り組むことが必要だと考え、認知症予防アプリ開発の事業計画を発表しました。審査員からは、「社会性の高い提案であり、ぜひ実現してもらいたい」との声が寄せられました。
優勝したteam ACTには、2017年11月にフランスのパリで開催される世界最大のソーシャルビジネス国際会議「Global Social Business Summit 2017」への参加権などが与えられました。
毎年、世界50ヶ国1,000人以上が集まる国際舞台で発表する予定です。
チームリーダーの齋藤彩音さん(経営学部・3年)は、「ゼミの安田先生、先輩や同期、社会人メンターの支えのおかげで納得のいく発表ができました。今回の優勝を通過点とし、認知症予防アプリの開発を具体的に進めるため、これからもチーム一丸となって事業に取り組んでまいります」と述べました。