おおぞらカレッジ 近畿大学九州短期大学保育科 提携スタート
概要
2023年4月 開校キャンパス おおぞらカレッジ 大阪校・岡山校・福岡校と
近畿大学九州短期大学通信教育部保育科が提携開始
本件の内容
近畿大学通信教育部(大阪府東大阪市)のサポート校であるおおぞらカレッジ(鹿児島県熊毛郡屋久島町)が、2023年4月より近畿大学九州短期大学(福岡県飯塚市)通信教育部保育科と提携し、「幼稚園教諭二種免許状」及び「保育士資格」が取得できる保育コースを新設しました。
卒業要件は在籍期間3年以上、卒業必要単位は80単位以上、通信授業科目と面接授業科目(スクーリング・実習)を通して短期大学卒業資格と同時に資格取得ができることとなりました。
おおぞらカレッジ
2017年に近畿大学通信教育部短期大と提携し、同年後期入学からサポート校として開校。現在は仙台、大宮、東京、横浜、名古屋、大阪、岡山、福岡の8か所、約200名の学生が在籍しています。近畿大学通信教育部のサポート校として、経済・経営・財政・マーケティングなどの科目の単位修得や卒業後の進路サポートを行っています。
6年半の実績を経て、この度、近畿大学九州短期大学と提携し、新たな進学先の提案として保育コースを新設しました。
おおぞら高校と近畿大学
おおぞらカレッジが近畿大学通信教育部の提携サポート校として関係を強めてきたことをきっかけに、2022年7月屋久島おおぞら高校と近畿大学通信教育部が高大連携の覚書を締結し、おおぞら高校在籍の希望者は在籍中に近畿大学通信教育部の授業を科目等履修生として受講することが可能になりました。高校在学中に修得した単位が、近畿大学通信教育部に進学の際にそのまま修得単位として認定されます。通信教育課程で学ぶ環境に慣れている生徒たちに向けて、高大連携による新たな教育機会を提供できることは、私たちにとっても大きな喜びです。
おおぞらカレッジ卒業後の進路
現在おおぞらカレッジでは、卒業生の進路は進学と就職がほぼ半数の状況です。進学を選択する生徒の約半数は近畿大学通信教育法学部への3年次編入や別の通信制大学への編入などを果たしており、おおぞらカレッジで学習習慣を身につけ、なりたい大人に向けて進路選択をしている姿が見受けられます。
おおぞらカレッジ 保育コース
2023年4月より新設の保育コースは近畿大学九州短期大学通信教育部保育科のサポート校として、単位修得のサポート及び科目終末試験の実施を行います。サポート校に通うメリットは、単位修得だけでなく大学実施のスクーリング以外で、保育に関する知識や技術を学べることです。おおぞら高校子ども・福祉コース生と一緒に保育実習に参加したり、スクーリングの「幼児と音楽表現」「音楽技術表現」受講前に「ピアノレッスン講座」でサポートします。卒業に必要な実習だけでなく、おおぞらだからできる実習を提案していきます。
おおぞら高校子ども・福祉コース
近畿大学九州短期大学通信教育部保育科との提携は、おおぞら高校にて開講している子ども・福祉コースの在籍生への卒業後の学習機会の提供としても期待されています。2019年度に全国での本格運営がスタートした子ども・福祉コースは、現在オンラインでの授業実施を中心とすることで講師の指導を受講できているのと同時に、サポートキャンパスがある地域にある保育系専門学校や介護系専門学校、および施設の力をお借りし、各種実習にも定期的に赴き、おおぞらが大切にしている実学を実践しています。子ども・福祉コースの生徒に対し、将来のなりたい大人にまた一歩近づくきっかけの提供に成功しました。
近畿大学九州短期大学
近畿大学九州短期大学は、1966年に近畿大学女子短期大学として開校され、家政科及び保育科の2学科が設置されました。
その後、1989年に校名を近畿大学九州短期大学に変更し、共学化するとともに、家政科を生活文化科に名称変更しました。さらに、1995年に生活情報科、2001年に生活福祉情報科と名称変更を行うなど、時代のニーズに応じた改革を行ってきました。また、保育科においても創立以来50年以上の歴史の中で、子どもを取り巻く環境の変化から生じる幼児教育の様々な課題に対応した指導を行い、多くの幼稚園教諭や保育士を輩出してきました。
おおぞら高校
おおぞら高校は「なりたい大人になるための学校®。」というタグラインを掲げる広域通信制屋久島おおぞら高等学校とそのサポートキャンパスおおぞら高等学院からなります。通学できるみらい学科™と通信で学ぶつながる学科の二つからなり、通信制高校ならではの特色を活かした学びの提供と、生徒たちが自分の未来を自ら描く力を身につけられるような様々なプログラムで生徒のなりたい大人を応援しています。
今後もおおぞらカレッジは通信制大学のサポート校として、おおぞら高校や各大学と連携し、発展を続けてまいります。授業の見学や取材については下記までお問い合わせください。