“画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が、フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業の研修プログラムに採用されました
特定非営利活動法人メディカル指南車(主たる事業所:大阪市、理事長:宮本正喜)が開発し、普及促進に注力している “画像診断ナレッジサービス「読影指南」”が、2019年度 医療技術等国際展開推進事業「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」の研修プログラムに採用されましたので下記にお知らせします。
1.フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業について
本事業は、国立研究開発法人医療研究センターが主体となって実施する厚生労働省より委託された2019年度 医療技術等国際展開推進事業です。新興国等各国保健省との協力関係構築を通じて、我が国の先端医療についての技術移転や、公的医療保険制度に関する知見や経験の移転などを推進していくものです。
(参照URL http://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/open/index.html)
この2019年度事業リストの1つに「フィリピンにおける医療画像診断能力強化支援事業」が選ばれています。本事業は、学校法人ありあけ国際学園 保健医療経営大学が中心となり、結核研究所と連携して取り組むものです。フィリピン保健省結核対策課およびマニラ市保健局を通じて、同国の呼吸器や放射線科の専門医や放射線技師の関連団体、教育機関などから研修員を招き、大阪市立大学、九州大学、広島国際大学において、画像診断能力強化に関する研修を実施します。この画像診断能力強化のための研修ツールとして、メディカル指南車の画像診断ナレッジサービス「読影指南」が採用されました。
また本事業を通じて、画像診断ナレッジサービス「読影指南」がフィリピンの医師や放射線技師の卒前/卒後教育の一環として単位認定され、普及していくことになれば、フィリピン保健省の最重要課題のひとつである結核を含む呼吸器疾患の診断の質向上へのさらなる貢献が期待できます。
2.今後の見通しと協業パートナー募集について
今回、本事業推進のため、メディカル指南車では画像診断ナレッジサービス「読影指南」を英語に翻訳、新たに英語版サイトの開設を行いました。
(英語版サイトURL https://www.medicalshinansha.or.jp/en/)
これを機に、フィリピンをはじめとする東南アジア諸国へ提供する準備を行っていきます。
また、このような海外における普及促進にあたっては、海外に進出しようとする意図をもって協働して取り組んでいただけるパートナー企業の募集も行います。
■特定非営利活動法人メディカル指南車について
URL:https://www.medicalshinansha.or.jp
所在地:大阪市中央区内本町1丁目2-1 大晋第三ビル202号
理事長:宮本 正喜
設立:2007年6月1日
事業内容:
大阪大学、大阪市立大学、関西医科大学等、大学病院の医師と知識情報処理の研究者が設立したNPO法人です。大学病院が保有する豊富な知識経験を医療従事者に効率的に提供することを目的に、 “画像診断ナレッジサービス「読影指南」”を提供しています。また、賛助会員へのライセンス提供も実施しています。
■本リリースに関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人メディカル指南車 事務局
副理事長 笹井浩介
TEL:06-6944-4708
(☆受付時間:平日10:00-18:00)
e-mail:info@medicalshinansha.or.jp