猫舌堂×キユーピー株式会社 対談企画 介護経験者と介護食の研究開発担当者による初の 「介護おしゃべり会」が実現
がん治療の後遺症による「食べづらさ」の経験から開発した、口が開きづらくても使いやすい「iisazy(イイサジー)スプーン・フォーク・お箸」をはじめとしたオリジナルグッズを販売する株式会社猫舌堂(大阪市北区、代表取締役:柴田 敦巨)は、11月11日(金)の「介護の日」に合わせ、キユーピー株式会社(東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:高宮 満)のご協力のもと、同社レトルト介護食「やさしい献立」の研究開発担当者と介護経験者による初の「介護おしゃべり会」を開催いたしました。
おしゃべり会の様子は猫舌堂Webマガジン『一食十色(いっしょくといろ)』にて本日公開します。
記事公開に合わせ、キユーピー「やさしい献立」詰め合わせと猫舌堂「iisazy(イイサジー)スプーン」をセットでプレゼントするアンケートキャンペーンも実施いたします(2022年11月30日まで)。
『一食十色』記事URL: https://nekojitadou.jp/blogs/1shoku10iro/kewpie
※キャンペーンについても記事内でご紹介しています
猫舌堂では今後も、病気や高齢など、さまざまな理由で「食べることの悩み」を持つ方々や支える方々の選択肢を広げ「自分らしく生きられる」きっかけとなるよう、実際にお悩みを経験した方のお声をご紹介してまいります。また「食べること」を応援する企業さまのお取り組みを紹介し、必要な方に必要なサービスが届けられるよう協働事業にも取り組んでまいります。
「おしゃべり会」開催の経緯
舌がんで舌の摘出手術後、猫舌堂の「iisazy(イイサジー)スプーン」を愛用していた「オズさん」。猫舌堂が毎月開催するオンラインランチ会で、キユーピー株式会社の介護食ご担当者さまと偶然お顔を合わせることに。15年前、家族で協力しながらに祖父母の介護をしていた際、同社の介護食「やさしい献立」が重宝した経験を思い出し、思わず「あの時はありがとうございました!」とお声をかけたことがきっかけでした。
「おしゃべり会」の内容
仕事で多忙ななか、食べものが飲み込みづらい祖父におじやを作っていたオズさんとご家族。たまたま見つけた介護食の「やさしい献立 すき焼き」をおかゆに乗せて出したところ、祖父が初めて自室から出て「おいしかった、ありがとう」とお礼を言いに来てくれたエピソードを紹介してくださいました。キユーピー株式会社の研究開発担当の武藤さん、原さんからは、何よりもまず「おいしさ」に向き合う同社の介護食への取り組みと、介護生活の毎日の食事をサポートする「無理のない」「等身大の」アレンジレシピの活用を提案していただきました。
Webマガジン・一食十色について
猫舌堂代表の柴田はかつて、がん治療の手術後に顔の左半分がマヒし、食べものを噛んだり飲み込んだりしづらい時期を経験しました。食べこぼすことも多く、家族以外の人との食事をためらうような日々を振り返って今思うのは、こんなことです:
「同じ境遇のみんなはどのように食べているのか知りたかった」
「『正しい情報』よりも『選択肢』が欲しかった」
「選択肢があれば、あんなに心細い思いをせずに、心にゆとりを持って自分に合った食べかたを探せたはず」
「一食十色(いっしょくといろ)」は、柴田のそんな思いから生まれました。
誰もが「食べること」の選択肢をカラーパレットの絵の具のように無限に広げられる世の中になるように、経験者の生のお声をお届けします。
株式会社猫舌堂
代表者: 代表取締役 柴田 敦巨
所在地: 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号
設立 : 2020年2月7日
URL : https://nekojitadou.jp/
猫舌堂は、「生きることは食べること」をコンセプトに、「すべての方に食べるよろこび」を感じていただくきっかけ作りを提供しています。がん治療等により食べることの悩みを経験した当事者が開発した、どなたにもやさしい「iisazy(イイサジー)」シリーズカトラリー(スプーン・フォーク)などの販売に加え、同じ境遇の人とつながり、社会とのつながりを感じられるきっかけを作る場(コミュニティ)づくりに取り組んでいます。