米国における生物製剤の需要は、2015年に1,020億米ドルへ
株式会社グローバル インフォメーションは、ザ・フリードニア・グループが発行した報告書「Biologics to 2015 (2015年までの米国の生物製剤市場)」の販売を開始しました。
米国の生物製剤の需要は、年率6.5%で成長し、2015年には1.020億米ドルに達すると予測されています。生産技術の劇的な進歩や標的疾患の拡大により成長がけん引されています。新規生物製剤は、癌や糖尿病、およびその他の重大疾患の治療のために開発されています。これらの疾患の多くは、米国での発症率が増加しています。過去10年間の二桁成長に比べると、市場の成長は減速しますが、これは生物製剤の価格が抑えられ市場浸透による堅調な収益をかなりの程度相殺するためです。バイオシミラーの米国市場への導入が、こういった動向に貢献すると期待されています。当報告書では、このような動向以外にも生物製剤市場の動向を紹介しています。
インスリンやワクチンおよび様々な血液製剤は、長年利用されてきました。しかし、最近の組み替えDNA技術によって、特定用途のための新薬が幅広く開発できるようになりました。米国では、40以上のブランドのモノクロナール抗体があり、そのうち26の薬剤が2000年以降26のうち15種類が2005年以降にFDA承認を取得しています。これらの製品は、癌や黄斑変性症、リウマチ性関節炎およびその他の疾患の効果的な治療薬として、急速にその地位を確立してきました。新しい抗体に関する研究は、目下、集中的におこなわれており、当報告書の予測期間内に上市される見通しです。
市場調査レポート: 2015年までの米国の生物製剤市場
Biologics to 2015
http://www.gii.co.jp/report/fd216648-biologics-2015.html出版日 2011年10月
発行: The Freedonia Group
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