【名城大学】能登半島地震の被災地・富山県氷見市と石川県宝達志水町で災害ボランティア活動を実施

ボランティア協議会による3回目の活動 学生26人が参加 大人数での実施は初 

災害ごみの仕分け作業に汗を流す学生たち

本学ボランティア協議会の学生26人と職員2人が3月19、20日の2日間、能登半島地震の被災地で本学と連携協定を締結している富山県氷見市と、隣接する石川県宝達志水町で災害ボランティア活動を実施しました。

ボランティア協議会では氷見市で2月15日~21日に7人、3月2日~15日に6人が参加して長期ボランティアを実施しましたが、人数を増やして20人を超える規模でのボランティア活動は今回が初めてです。また、今回初めて石川県の被災地でも活動しました。

噴出した土砂を土嚢袋に詰める

学生たちは19日朝に天白キャンパスを出発し、正午過ぎに氷見市職員や校友会富山県支部の吉村正雄支部長らの出迎えを受けて氷見市いきいき元気館総合ボランティアセンターに到着。学生を代表してボランティア協議会の小林暖弥会長(理工学部2年)が「長期ボランティアで得た経験をもとに少しでも役立ちたい」と抱負を述べました。

午後1時から2グループに分かれて活動をスタートし、解体される住宅の引っ越し作業やボランティアセンターでの廃棄物の仕分け作業に取り組みました。20日は観光名所の「比美乃江公園」で液状化により噴出した土砂を土嚢袋に詰めて搬出する作業や個人宅での土砂の掻き出しを行いました。また、学生5人が能登半島の付け根に位置する宝達志水町で、被災者宅での被災ごみの回収場所への搬出を担いました。

20日は朝から強風に加えて雨やみぞれ、あられに見舞われる大荒れの天気で、学生たちはずぶ濡れになりながらの活動となりましたが、「被災した家屋を見て、あらためてすごい地震だと実感しました」「これからも支援活動を継続していきたい」と振り返っていました。

今後の活動については、氷見市で5月中旬以降に被災した住宅の公費解体が始まることから、氷見市社会福祉協議会から「その際での活動をお願いしたい」と依頼されています。また、学生たちからは「石川県能登地方での活動を視野に入れながら取り組んでいきたい」との声が出ています。

個人宅での土砂の掻き出し作業
解体される住宅の引っ越し作業
ボランティアに参加した学生たち
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