外出が困難な人たちの家や施設に出向き、髪をカットする…『訪問専門』美容師の挑戦!5/30(日)BACKSTAGE(バックステージ)
5月30日(日)よる11:30放送 『BACKSTAGE』、今回のテーマは「“外出困難者”を救え!『訪問専門』美容師の挑戦!」
私たちの何気ない日常のバックステージには、いつも懸命に働く人たちが・・・。よく知っている仕事から、初めて目にする仕事まで、さまざまなジャンルのプロフェッショナルが“挑戦”する姿に密着する『BACKSTAGE』。MCの武井壮とともに働く人たちの“こだわり”や“仕事愛”を浮き彫りにしていきます!
今回は、外出するのが困難な人たちのご自宅や施設に出向き、髪をカットする「訪問美容師」に注目!短い時間で最高の仕上がりを目指すプロの仕事の中には、“できるだけお客さんの負担を減らす”というやさしい気づかいがありました。さらに、ひとりでお店を経営する“24時間営業の理容院”も登場!さまざまな事情を抱えるお客さんと向き合う理美容師のお仕事に密着します!
店主の茂木(もてぎ)さんがひとりでお店を切り盛りする24時間営業の理容院。2019年の取材時には日中に理容院へ行けず困っているお客さんが夜間に続々と来店する姿がありました。コロナ禍の現在は来客数を制限し、一人ずつ対応しています。
この日は病院勤務の女性や常連の覆面レスラーが来店。レスラーのオーダーはいつもヘッドスパですが、施術中も決して覆面を外さないため「一度も顔を見たことがない」と茂木さんは話します。
続いて取材カメラが追うのは、ご自宅や施設に訪問して髪をカットする「訪問理美容師」の玉本雅子さん。全国に80店舗を展開する「訪問理美容 髪人」の東京・世田谷のお店に勤務しています。
依頼者の多くは高齢者や病気・ケガなどが理由で外出が困難な人たちですが、今回は取材日の1か月ほど前にお子さんを出産したばかりの30代の女性。産後の体力に不安がある上に3人の子育てで忙しく、なかなか美容院に行けないため、初めて利用したといいます。
美容院では大きな鏡で顔と髪のバランスを確かめながらカットできますが、訪問先では顔全体が映らない小さな鏡を頼りにカットしなければなりません。また、体力に不安のあるお客さんが多く、“いかに早く終わらせられるか”が重要になることから、高い技術が求められる仕事です。
カットは10分ほどで終了。大満足の仕上がりに、依頼者から笑みがこぼれました!
次に5回カットしている常連さん、中学2年生のハヤテくんのお宅へ。自閉症のハヤテくんは音に敏感で慣れない環境にいると体を動かしてしまうため、ご両親がご自宅でのカットを依頼しています。
普通にカットをしているように見えますが、カットしやすい高さに調整できる美容院の椅子とはちがい、訪問先では高さ調整ができない椅子がほとんど。玉本さんが自ら立ったりしゃがんだりを繰り返してカットをしなければならず、無理な体勢が続いて腰痛になってしまうことも・・・。それでも「お客さんの笑顔で痛みを忘れてしまう」と玉本さん。10分後、無事にカットが終わりました。
また、月1回のペースで髪をカットしている高齢者のお宅を訪れた玉本さん。カットを開始すると、髪ではなく“櫛(くし)”に水を吹きかけました。一体なぜでしょう?そこには高齢者のお客さんへの細やかな配慮がありました・・・。
さらに、玉本さんが「訪問理美容師」になったきっかけもご紹介します!
【BACKSTAGE 5/30OA「“外出困難者”を救え!『訪問専門』美容師の挑戦!」PR動画】
【放送日】2021年5月30日(日)
【時間】よる11:30
【MC】武井壮
【ゲスト】武田玲奈
【テーマ】“外出困難者”を救え!『訪問専門』美容師の挑戦!
【番組HP】https://hicbc.com/tv/backstage/?ref=pr
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