メタップス、働き方の多様化支援プロジェクト「re:shine(リシャイン)」始動

～フリーランス型正社員の提案。エンジニア・デザイナー・ディレクター向けに事前登録を開始～

2019-03-29 10:30

株式会社メタップス(本社：東京都港区、以下「当社」)は、働き方の多様化支援プロジェクト「re:shine(リシャイン)」を開始いたします。「re:shine」は、正社員でありながらフリーランスのような働き方を実現し、フリーランスでは積み上げづらい社会的な信用や様々な報酬制度を支援する一人ひとりに合った形の働き方が出来る環境を目指したプロジェクトです。5月にβ版の公開に向けてテストマーケティングを実施いたします。テストマーケティングでは、エンジニア・デザイナー・ディレクターを対象に、本日2019年3月29日より「re:shine」参加の事前登録を開始いたします。

総務省が発表した住民基本台帳に基づく2018年1月1日時点の人口動態調査によると、日本人の総人口は1億2,520万9,603人となり9年連続で減少しており、15～64歳の生産年齢人口は初めて全体の6割を切りました。出生中位推計の結果によると日本の生産年齢人口は、1995年の約8,700万人をピークに減少に転じ、2029年に7,000万人、2040年に6,000万人、2056年に5,000万人を下回り、この傾向は将来にわたって継続すると見込まれ、2060年には約4,800万人と、2015年の約6割の水準まで減少すると推計されています。

生産人口推移図

今後日本の労働人口が減少傾向にある一方で、開発インフラの整備が進んだことで、WEBサービス・アプリ開発のハードルが下がり、サービスが増え続け、人手不足が深刻な状況です。しかしサービス開発・運営などに関わるプロフェッショナル人材は限られているため、同時進行で複数サービスに関わる方が必然的に増加傾向にあります。
また、米国では2020年までにフリーランスの労働人口は50％を超えるともいわれており、国内でもフリーランス人口は年々増加傾向にあり、市場規模としても20兆円を超えています。国内では環境整備も進んでおらず、日本人の文化としてもなかなか受け入れられづらい実態などもありながら、米国と同様、国内でもさらなるフリーランスの増加が予想されています。
政府が「副業」にフォーカスを当たことで働き方改革などが進められており、副業を認める会社が増えました。しかし実態として、受注や経理処理などの作業負荷、保険や税金などの不安、法整備によるインボイス制度による免税事業者抑制、成長機会の枯渇など仕事に集中することが難しく、理想と現実には大きな乖離が存在しています。

■働き方の多様化支援プロジェクト「re:shine(リシャイン)」について
今回のプロジェクトでは、これからの時代を生き抜き、様々な働き方を支援すべく、成長する機会と“はたらく”の土台となる環境を「re:shine」の仕組みやサービスを通じて支援いたします。
現在会社員でフリーランスを検討中の方、現在フリーランスとして活動中の方など、個々人に合った“はたらく”の形を「re:shine」は創造してまいります。

・「re:shine(リシャイン)」の由来
“社員”の在り方を再び考え、再構築する、と言う意味を込めて名付けられました。

re:shine(リシャイン)　イメージ図

特徴

1、仕事について
確定申告の手間や社会保障など業務外にかかる時間やお金などの負担を軽減し、仕事にかける時間の最大化を可能にします。発生する業務に関しても、正社員同等に裁量を持った関わり方の出来る企業様を優先して工数を確保していくため、自社サービス運用と同等の意識で関わることができます。また、見積り金額に不安がある場合などでも、スキルに応じた市場平均単価など参考情報も公開予定です。

2、報酬について
「re:shine」では個人のライフスタイルに応じた様々な報酬体系を選択することが可能です。

3、成長機会について
これまでに身につけたスキルを時間で販売する中で出てくる自己学習時間や成長機会の減少に対する不安を“チーム”という仮想的な組織を構築することで解決します。勉強会の情報やオフ会などの開催、フリーランスだけではなかなか実現が難しい規模の案件に参加することも可能になるため実務を通した成長機会を提供します。

今後の展開として、他職種への拡大も視野に入れ、安心して働ける環境を整備しつつ、拡大を目指してまいります。