アルプスアルパイン「CEATEC 2021 ONLINE」に出展
次世代自動車やニューノーマル、SDGsに貢献する最新ソリューションを紹介
アルプスアルパイン株式会社(TOKYO 6770、社長:栗山 年弘、本社:東京、以下 アルプスアルパイン)は、10月19日(火)よりオンラインで開催される「CEATEC 2021 ONLINE」に出展します。自動運転の実現に必須となるC-V2X機能搭載の5G対応通信モジュールをはじめとした次世代自動車向け新提案や、昨年のCEATEC AWARD 2020「ニューノーマル社会を支える要素技術・デバイス部門」にてグランプリを受賞した、感染症対策に貢献する非接触操作技術の応用製品AirInputTM シリーズ、そのほかSDGsの視点から発案した各種新提案など、幅広い市場に向けた最新の取り組みをご紹介します。
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アルプスアルパインは「CEATEC 2021 ONLINE」にて、昨今の大きな技術トレンドとなっているCASE(Connected、Autonomous、Shared & Services、Electric)およびIoT(Internet of Things)に対応した、次世代自動車やスマートシティの実現に貢献する各種取り組みに加え、SDGsやニューノーマルといった最新の市場トレンドも意識した幅広い技術・製品・ソリューションを出展します。
展示ハイライト
車載用5G NRモジュール(初出展)
自動運転の実現に必須となるC-V2X機能搭載の5G対応通信モジュールです。3GPP Rel.15規格に準拠しています。高機能・多機能化による情報処理の複雑化が引き起こすモジュールの自己発熱を抑えるとともに、実装後のセット内部での放熱性能も考慮した独自構造を採用。常に最大限の製品パフォーマンスを発揮することができます。また、独自設計によりモジュールの平坦度を制御することで車載品質に適合し、お客様側での安定した実装を可能とします。その他、グローバル各地域ごとで規格の異なる周波数帯に対応したコンパチタイプであるため、お客様の開発工数削減に貢献します。
AirInputTM パネル/スイッチ(初出展)
昨年のCEATEC AWARD 2020「ニューノーマル社会を支える要素技術・デバイス部門」にてグランプリを受賞した、感染症対策やセキュリティ向上に貢献する非接触操作技術を応用した製品です。搭載されたセンサが静電容量の変化を高感度に検出することで、パネルと手・指との間の距離や手・指の接近を把握。独自のアルゴリズムにより、変化量に応じたさまざまな入力操作を非接触で実現します。UI(User Interface)を作りこむことで、初めて非接触デバイスを使用する方でも感覚的な操作が可能です。パネルタイプとスイッチタイプの2種類のデモ機を用意し、情報端末、調理系業務機、セルフレジ、エレベーターなど具体的な製品への搭載を見据え提案します。
聴覚・視覚障がい者支援システム(初出展)
聴覚・視覚支援機能を備えたネックスピーカー型ウェアラブル機器です。日常生活の中では救急車やパトカーのサイレン音など多数の報知音が至るところで発信されています。その一方で、聴覚障がい者はそれらを正しく認識することに課題を抱えています。本システムでは、デバイスに搭載されたマイクが収音する環境音から、それら日常のさまざまな報知音を、事前に深層学習した環境音認識AIが識別するとともに、独自の音源推定アルゴリズムにより音の鳴る方向を特定。搭載されたスピーカーと触覚フィードバックデバイスHAPTIC™が、緊急度に応じた直感的なサウンドおよび多彩な振動表現でユーザーへ報知音の種類やその鳴る方向を伝えます。また、目的地がどこにあるかを正しく認識することが難しい視覚障がい者へは、方向感のある3Dサウンドで目的地まで音で案内することが可能。聴覚・視覚障がい者の自立した行動をサポートします。
【出展概要】
名 称 : CEATEC 2021 ONLINE
会 期 : 2021年10月19日(火)~22日(金)
会 場 : オンライン(https://online.ceatec.com/booth/2551)
出展内容: 車載用5G NRモジュール*
AirInput™ パネル*
AirInput™ スイッチ*
聴覚・視覚障がい者支援システム*
RGBレーザー光源用色消しガラスレンズ*
Bluetooth® LE chip 活用 測位モジュール*
価値創造への挑戦*
ハプティック🄬 リアクタ
ハプティック🄬 リアクタ ナノタイプ
物流遠隔監視システム
産機・民生向け双方向電源
ECU 一体型 車両接近警報スピーカー(AVAS)
*は初出展アイテム
以上