40代、失われた「透明感」は今すぐ取り戻せる

40代、失われた「透明感」は今すぐ取り戻せる
40代、失われた「透明感」は今すぐ取り戻せる

「去年までお気に入りで着ていた服がなぜか今年はしっくり来ない」
「今までのメイクが顔になじまなくなった気がする」
「写真を撮ったら想像以上に老けていてビックリした」

 40代にさしかかると、このようなお悩みを抱える方が増えてきます。

 他にも、

・ほうれい線やシワが目立ち始めた気がする
・頬のたるみをなくしたい
・シミが気になり、隠そうとすると厚化粧になってしまう(なのに大して隠れない)
・キツく見られやすい
・若い頃に比べて自分に似合う色が変わってきた

など、年齢を重ねることによって生まれる悩みは多くあります。

これらのお悩みの原因を、イメージコンサルタントの吉村直子さんは著書『40代からの透明感のつくり方~「青」でキレイになれる~』http://www.asa21.com/book/b606643.htmlのなかで、「原因は、年齢を重ねるとともに肌の“透明感”が失われていくことにあります」と話します。

吉村さんはさらに、「失われた透明感は何歳からでも取り戻せます」と続けます。

そこで今回は、本書から、40代から透明感を取り戻す方法を一部抜粋・編集してご紹介します。

透明感の正体は「水分」

誰もが赤ちゃんの頃は透明感に溢れています。

ではなぜ、透明感はいつのまにかなくなってしまうのでしょうか。
 
透明感は、年齢とともに体内の水分が少なくなることで失われます。

体内から水分が減ると何が起こるのか。

スーパーに売っている肉を想像するとわかりやすいかもしれません。

肉は新鮮なときはピンク色で、みずみずしいツヤがあります。

それを見て私たちは新鮮だと感じます。

反対に、茶色っぽくなった肉(つまり黄色く黒っぽい肉)を見ると、ちょっと古そうだと感じますよね。

切り花などもそうです。

水をしっかり含んだ花は、ひんやりと涼しげで少し深みのある色をしています。

一方で、干からびてくると色あせて黄色っぽく乾燥して見えるようになります。

このように、水分のある・なしは、見た目でわかります。

私たちは自覚こそしていませんが、水分がある場所・生物・植物を見てフレッシュさや鮮度を感じます。

一方、水分が少なく、黄色と黒い色が出ているのを見て、古さを感じとるのです(これは生まれつきの肌の色は関係ありませんし、黄色人種に限った話ではありません。地球上のすべての人に当てはまります)。

生まれつきどんな肌の色の人でも、誰もが最初はみずみずしい透明感のある状態であり、年月を重ねると水分が減り、黄色くなり、また黒くくすんでいくのです。

透明感の正体は、「水分」なのです。

透明感の正体は「水分」 (本書57ページより/イラスト:千坂まこ)
透明感の正体は「水分」 (本書57ページより/イラスト:千坂まこ)

「色」で透明感を身につける

では、どうしたら失った透明感を取り戻すことができるのでしょうか。

その方法は、メイクや服で「透明感のある色」を選ぶことです。

色には、「同化現象」というものがあります。

隣接する色が影響し合って、共通する色の要素が強調されて目立つという現象です。

つまり、透明感のある色を身につけると、同化現象によって全体的に透明感があるように見えるということです。

この同化現象の効果を利用すれば、透明感は簡単に手に入ります。

では、透明感のある色とはどんな色でしょうか。

それは、「水分を含んだ色」「みずみずしさを感じられる色」。

「透明感のある色」は何万色と存在しますが、代表的なのが「海の青」と「空の青」です。

青色は、ほとんどが「水分を含んだ色」「みずみずしさを感じられる色」といえます。

また花の色は多様ですが、水を感じるしっとりした環境に存在するものは、青みを含んでいることが多いです。

日本のみならず世界で愛されている桜のようなピンク、鮮やかなローズピンク、マイナスイオンを感じる森のような深いグリーンなど、みずみずしさを感じられる色はたくさんあります。

それぞれ濃淡や明暗は様々です。

大切なのは水分があってみずみずしさを感じられる色であるかどうか。

明るいから透明感のある色、暗いから透明感のない色とは限らないので、要注意です。

透明感のある色は水分を含んだ色(本書61ページより/イラスト:千坂まこ)
透明感のある色は水分を含んだ色(本書61ページより/イラスト:千坂まこ)

メイクや服の色を変えれば透明感はカンタンにつくれる

このように、みずみずしさを感じない色を避け、水分を含んだ色を身につければ、色の同化現象によりみずみずしい透明感を手に入れられます。

メイクでも、ヘアカラーでも、服でも、すべてにおいて透明感のある色を意識することが重要です。

年齢を重ねると、くすみなど元の肌の色に黄色と黒が増えてくるので、間違ってもそれを強調する色を身につけてはいけません。

同化現象でよりくすんで見えてしまいます。

徹底して透明感のある色を身につけることが、何よりあなたをキレイに見せてくれます。

本書では、より詳しい透明感のある色の見分け方やメイク用品の選び方、内側から透明感を出す方法などをご紹介しています。

ぜひ読んで、実践してみてください。

著者プロフィール

吉村直子(よしむら・なおこ)

著者:吉村直子
著者:吉村直子

イメージコンサルタント/株式会社Neopression 代表取締役/「グロリアス・スタイル」主宰

ドイツ出身。早稲田大学を卒業後、大手広告代理店でマーケティング、営業に携わる中で、印象のつくり方を研究するようになる。古賀けい子氏主宰のフィットモア色彩研究所にてコンサルタントコースを卒業後、2013 年にイメージコンサルタントとして活動開始。広告業界で培ったブランディング手法と掛け合わせて、顧客を品と華のある際立った存在に変身させる「グロリアス・スタイル」を主宰する。2021 年にこれまでのノウハウを生かし、ミセス・インターナショナル&ミズ・ファビュラス日本大会に出場。最も人数が多く激戦区と言われた40代部門でグランプリを受賞する。

書籍情報

表紙
表紙

タイトル:40代からの透明感のつくり方 「青」でキレイになれる
著者:吉村直子
ページ数:168ページ 
価格:1,496円(10%税込) 
発行日:2022年7月20日
ISBN:978-4-86667-392-9
http://www.asa21.com/book/b606643.html

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866673923/asapublcoltd-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17145342/?l-id=search-c-item-text-01

目次

はじめに―透明感がキレイをつくる
第1章 40代からは透明感が9割
第2章 透明感は「青」でつくる
第3章 メイクで透明感を引き出す
第4章 服の色で透明感をより際立たせる
第5章 内側から透明感を出す方法


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