“アリ・ダニ”は含浸機能のメッシュで対策! 害虫対策商品「くればぁ虫退避ネットPRO」を7/14に発売
アイデアと技術で世間を脅かす害虫などの対策商品を開発し社会貢献を目指す
工業用のメッシュフィルタ―の製造、加工販売を行う株式会社くればぁ(所在地:愛知県豊橋市、代表者:中河原 四郎)は、メッシュにアリが嫌がるヒノキの匂いとエトフェンプロックスを配合したネット「くればぁ虫退避ネットPRO」を2017年7月14日(金)に発売します。
本商品のラインナップには首の周りを覆うストール・腕カバー・足カバー・ポンチョ型カバーがあるほか、ヒノキの匂い成分は虫への退避効果も高い実験結果が出ているため、網戸や蚊帳としての販売も開始します。
商品ページ
2015年8月末日までにダニによるSFTS(※)重症熱性血小板減少症候群の国内感染者は151人、うち41人が死亡しています。そういった背景を受け今回発売する「くればぁ虫退避ネットPRO」は、虫やアリ、ダニの嫌がるヒノキの匂いとエトフェンプロックスをメッシュに含浸させ、虫やアリ、ダニが近づいた際に退避させる仕組みになっております。
※ SFTS=Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome
商品特長
本商品は、自社のメッシュ(網)加工技術を活かし、エトフェンプロックスを配合した虫・アリ・ダニが退避するメッシュを利用したカバーです。当社では、アジアにまで広がっているアリの生息は日本にも進出すると考え、2014年10月からアリ・ダニ対策メッシュの開発を進めていました。
退避試験
アリの好物である固形状の木材を用い、ヒノキ成分とエトフェンプロックス(忌避剤)を含ませたもの(左側)と、含ませないもの(コントロール)右側を置き、アリの忌避実験を行いました。
退避試験(開始時)
右側の忌避剤なしには4時間後、18時間後でアリが固形状の木材に登り食べている事に対し、左側の忌避剤入り木材には一切、登っている事が確認できませんでした。
退避試験(4時間後)
退避試験(18時間後)
また上記と同様にダニでも忌避試験を行い92%以上の忌避効果を得られました。
開発の背景
エボラ出血熱対策として西アフリカへ10,000枚のマスクを無償提供
当社は2014年8月末日、エボラ出血熱の院内感染が拡大したため院内感染を防がなければならない状況の西アフリカ・ギニア政府より「エンベロープを持つウイルスを不活性化させるマスクを院内感染予防に購入したい。」という連絡を受けました。販売するには2か月以上の期間が必要であったため、連絡を受けてからエボラ出血熱対策のマスクを開発し、2週間で10,000枚のマスクをギニア、リベリア、コンゴに無償で寄付しました。その結果、2017年6月20日にはギニアのアルファコンデ大統領も参加する感謝セレモニーに招致され感謝状もいただきました。
マスクページ
ギニア大使感謝セレモニーの様子
エボラ出血熱対策マスク開発時に培った含浸技術
国内でのアリ発生や、米国で毎年100人以上がアリにかまれて死亡していることを受け、過去に無償提供したマスクの開発時に培った「洗っても効果が持続する繊維への含浸(染み込ませる)技術」を応用。2014年9月に発売した蚊退避ネット「カガサル」のバージョンアップとして、ヒノキ成分に加えてアリが嫌がるエトフェンプロックスを配合し、虫・アリ・ダニが退避するメッシュを開発、発売いたします。
商品価格
虫退避ネットPRO
・白色25×30メッシュ網目0.85×0.7mm 180cm幅×1m切り売り
9,720円(送料、消費税込み)
・黒色20メッシュ網目1mm目 90cm幅×2m売り
4,860円(送料、消費税込み)
虫退避ネットPRO(着用タイプ)
・ポンチョ 12,980円(送料、消費税込み)
・ストール 6,048円(送料、消費税込み)
・腕カバー 9,720円(送料、消費税込み)
・脚カバー 9,720円(送料、消費税込み)
*いずれもフリーサイズ
会社概要
社名 : 株式会社くればぁ
所在地 : 愛知県豊橋市大村町藤田4-1
代表 : 中河原 四郎
事業内容: 金網・樹脂メッシュのカット販売・
業務用フィルター袋など特注加工品製作販売