写真集『Colorful Life 幸せな色を探して』 発売中!
旅する写真家は知っている。 笑顔で暮らす日々には、鮮やかな色が満ちている。
日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:中村尚哉、所在地:東京都港区虎ノ門)では、三井昌志著『ColorfulLife 幸せな色を探して』を12月14日(月)に発行します。
写真家の三井昌志さんは、一人でバイクにまたがり、インドを始め世界の小さな村を旅してまわり、そこで暮らす人々とふれあいながら、地に足の着いた日々を鮮烈に切り取る。写真には、私たちが知らない営みがあれば、私たちに馴染み深い喜びもある。写真家がインド、バングラデシュ、ミャンマーで出会ったのは、鮮やかな色に包まれた笑顔の人たちだった。美しい民族衣装に身を包んで農作業や家畜の世話をする男女、その日つんだ季節の花を頭に飾る「花の民」、身にまとった色に負けない強い眼差しの女性、僧侶や尼僧の鮮やかな袈裟、色とりどりのサリーを生み出す職人技、真っ赤なトウガラシの山や一面白いコットン工場……。ラダック地方の多様な民族から、ミャンマーで生活するロヒンギャまで、美しい色に包まれた笑顔が印象的な、人々と出会える一冊です。
写真集『ColorfulLife 幸せな色を探して』
2020年12月14日発行/定価 2,200円+税/三井昌志 著/サイズ 天地200mm×左右225mm/128ページ/日経ナショナルジオグラフィック社
三井昌志(みついまさし)
写真家。1974年京都市生まれ。神戸大学工学部卒業後、機械メーカーに就職し、エンジニアとして2年間働いた後退社。2000年12月から10カ月にわたってユーラシア大陸一周の旅を行う。以降、写真家としてアジアを中心に旅を続け、人々の飾らない日常と笑顔を撮り続けている。現地でバイクを調達して、行き先を決めずに移動するのが、旅の定番スタイル。旅の経験を生かしたフォトエッセイの執筆や講演活動を精力的に行う一方、広告写真やCM撮影など、仕事の幅を広げている。2018年の「日経ナショナルジオグラフィック写真賞」グランプリを受賞。『渋イケメンの国~無駄にかっこいい男たち~』(雷鳥社)『素顔のアジア』(ソフトバンククリエイティブ)『アジアの瞳 PureSmiles』(スリーエーネットワーク)など著書多数。
インド、バングラデシュ、ミャンマーで出会った笑顔の素敵な人たち。
色が強烈な場所、美しい色彩をまとった人々など、印象的な色のシーン。
旅に出られない今、笑顔で生きる人たちの姿や生活の場をぜひ写真集で。
日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリを受賞した写真家による、
待望の写真集。
インドには結婚式を迎える新郎新婦とその家族が顔にターメリック(ウコン)を塗る習慣がある。(インド)
プリント作業は二人の職人がぴったりと息を合わせて行う。
力と正確さが求められる仕事だ。(インド)
精米所で働く女性たち。天日干しするために地面に広げたお米を、
足を使ってかき混ぜている。(インド)
オリッサ州に住む少数民族マリ族の美意識は、独特のサリーの
着方や入れ墨や鼻ピアスに表れている。(インド)
市場で花飾りを売る男性。インドの宗教儀式では、バラやマリー
ゴールドの花飾りが欠かせない。(インド)