「AEDAN for コンフィギュレータ」を採用して 見積支援システムを構築 ~営業の見積作成工数を最大78%削減、 自社商材で営業現場の効率化を向上~

2018-04-26 11:30

株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、以下:アシスト)は、アシストが提供する推論型AI「Progress Corticon」(開発元:米国Progress Software Corporation)を中核とした「AEDAN(えいだん) for コンフィギュレータ」を採用して自社の見積支援システムを構築し、製品構成やオプションの組み合わせを速く正確に判定できるようになっただけでなく、見積作成工数を最大で78%達成したことを発表します。

アシストでは主要取扱製品だけで約60種類のソフトウェアを販売・サポートし、全国約200名の営業担当者は、製品やバージョン、稼働環境、構成(組み合わせ)を考慮して日々見積もりを作成しています。対象となるアイテム数が多く、ルールも複雑なため、従来の基幹システムでは見積作成に工数がかかっていたことに加え、チェック機能が十分に実装されていなかったことから見積もりの精度も課題となっていました。

そこで、製品の増減への対応や、各々の製品の販売ルールを容易に変更可能な見積支援システムの構築を検討しました。複雑なルールへの対応には推論型AI Progress Corticonが最適なことからシステムの中核として位置づけ、基幹システムには手を加えずにサブシステムを約3ヵ月間で開発を行うことになりました。

まずは、販売量と見積アイテムが最も多くルールが複雑な製品を対象に、約1,750ものルールを含むシステムをProgress Corticonの製品担当者と業務担当者が通常業務の合間に構築しました。通常のスクラッチ開発では実装が難しい処理もProgress Corticonでは容易に組み込むことができたため、従来は製品に精通した1割の営業担当者しか作成できなかった難易度の高い見積作業を新人営業でも作成できるようになりました。また、システムのテスト時には最大で78%の工数を削減できた事例もあり、今後、製品の別バージョン、他製品への早期展開が社内要望として大きく高まっており、順次拡充していく予定です。

アシストが2017年12月から提供を開始している「AEDAN for コンフィギュレータ」は、この見積作成に関するアシスト社内での経験をもとに体系化して提供を開始した業務解決型ソリューションであり、見積作成をはじめとする様々な構成チェックを迅速・正確に実現し、既存の基幹システムと共存しながら、改修コストや業務改善などの課題を解決します。

事例詳細URL

「AEDAN」について

デジタルトランスフォーメーションで重要なことは、ビジネスプロセスのデジタル化と人による判断(オペレーショナルディシジョン)の自動化です。それらディシジョンの自動化を実現するのが、ディシジョン・オートメーション・プラットフォーム「AEDAN(Ashisuto Enterprise Decision AutomatioN)」です。様々なデータやシステムとの連携によって、業務自動化を実現し、ビジネスの競争力向上を強力に支援します。

「Progress Corticon」について

Progress Corticonは、「AEDAN」の中核として位置付けている推論型AIであり、業務自動化の範囲を拡大します。業務担当者が蓄積してきた知識や組織の規則をモデル化し、ルールに沿ったチェックや確認などの知的作業の自動化を実現します。

ニュースリリースに関するお問い合わせ

株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Progress Corticon」および

 「AEDAN for コンフィギュレータ」に関するお問い合わせ

株式会社アシスト 東日本技術本部 担当:中尾、立山、遠藤
TEL:03-5276-3653

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