常石グループの国内造船会社、常石造船株式会社でばら積み貨物船“カムサマックスバルカー”グループ通算202隻目を竣工・引渡
常石造船株式会社(本社:広島県福山市)は2015年1月30日、常石造船株式会社常石工場において、81,600メトリックトン型ばら積み貨物船“カムサマックスバルカー”、「IONIC KIZUNA」を竣工し、船主に引き渡しました。
・常石造船株式会社
http://www.tsuneishi.co.jp
本船は、常石造船が2004年に開発した“カムサマックスバルカー”です。2005年に常石造船常石工場で1番船を竣工して以来、グループ累計で建造202隻目です。
パナマ運河を通行可能な最大船型のパナマックスバルカーの載貨重量を、常石造船が業界でいち早く従来の7万トン級から8万トンを超える8万2千トン級に増加させ、輸送効率を高めた船型です。“カムサマックスバルカー”の命名は、船の長さを、ボーキサイトの主要積出港のギニア共和国カムサール港の入港制限に対応する229メートルとしたことに由来しています。
■「IONIC KIZUNA」について
船種:81,600メトリックトン型ばら積み貨物船“カムサマックスバルカー”
船名:IONIC KIZUNA(アイオニック キズナ)
長さ:約229メートル
船幅:32.26メートル
深さ:20.00メートル
載貨重量:81,868メトリックトン
総トン数:43,008
主機:M.A.N.- B&W 6S60ME-C8.1
航海速力:14.5ノット(常用出力)
建造地:常石造船株式会社 常石工場
■常石造船株式会社の会社概要
創業から112周年を迎えた造船・海運業を中心に事業展開する常石グループの中核会社で、国内の常石工場(本社)とフィリピン、中国の海外2工場を展開し、3万トン~18万トン級のばら積み貨物船を中心に年間60隻程度を建造する。
代表取締役社長:河野健二
事業内容:船舶の建造、修繕
創業:1917年(大正6年)7月
資本金:1億円
従業員:約720人(2014年12月時点)
事業拠点:常石工場(広島県福山市)
URL:http://www.tsuneishi.co.jp/
造船事業関連会社:
TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES (CEBU), Inc.(フィリピン・セブ島)
http://www.thici.com/
常石集団(舟山)造船有限公司(中国・浙江省)
http://www.tsuneishi-zs.com/
常石鉄工株式会社(広島県福山市)
http://www.tsuneishi-iw.jp/
常石商事株式会社(広島県福山市)
http://www.tsuneishi-tradings.co.jp/
常石エンジニアリング株式会社(広島県福山市)
http://www.tsune-e.com/
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ツネイシホールディングス株式会社
CSV本部マーケティングコミュニケーション部
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