参考資料:US Press Releaseオラクルが最新の「Oracle9i Application Server」で卓越したパフォーマンスとスケーラビリティを提供
2001年6月5日米国カリフォルニア州レッドウッドショアズ発-オラクルコーポレーションはJ2EEアプリケーションの卓越したパフォーマンス向上など様々な特長を備えた最新の「Oracle9i Application Server」(以下「Oracle9iAS」)を発表しました。
この一年間で三度目のヴァージョン・アップが行われた結果、オラクルはJavaのパフォーマンスとミドルウェア拡張機能に大きく遅れる業界の競合他社を押しのけて、完全なアプリケーションサーバーの投入を実現し、さらなる優位性を確保しております。新しい「Oracle9iAS」は注目の標準Webサービスもサポートし、システム統合機能を高め、革新的なJava技術、Web Cache技術を導入することで、大規模なインターネットビジネスアプリケーションを搭載するハードウェア性能要求の引き下げを実現します。結果として、「Oracle9iAS」は顧客のビジネスにクリティカルなWebサイトの運営やアプリケーションに必要なものすべてを提供し、かつてないほどハードウェアコストを激減させ、経済的なアプリケーション統合を実現します。
「Oracle9iASにJava対応の大幅な改良を施したことで、オラクルはJ2EEアプリケーションサーバーとしての優位性を強化しました。この改良によって、オラクルが代表的なアプリケーションサーバーベンダーの一社という今日の地位を強固にしています。また、ハードウェアではなく、ソフトウェアでシステムの拡張を実現することによって、オラクルは、増大するハードウェア導入コストとは反対に、コスト効率よくソフトウェアソリューションを供給することでしょう。」Steve Garone, program vice president, IDC
「Oracle9iAS」はJava対応で他社を大きく引き離しました。
「Oracle9iAS」は、Eビジネスアプリケーションの開発と展開を目的に、急速に増加するJava開発者を対象にしています。昨年6月の「Internet Application Server」を出荷以来、OTNからは200万件におよぶダウンロードが行われました。過去6ヶ月では、フォーチュン20社中16社がそのビジネスの支えに「Oracle9iAS」を選択しています。新しく強力なJ2EE対応で「Oracle9iAS」は、他の有力なアプリケーションサーバーよりもメモリ消費が少なく、きわめて軽快なJava環境と卓越したスケーラビリティを提供します。例えばIBM社がRAMに512MB必要なのに対して、オラクルはわずか20MBで搭載できます。事実、新型「Oracle9iAS」はEJB、servlets、JSPなどのJavaパフォーマンステスト環境においても一貫して他社製品を上回る成果を出しつづけています。
「Oracle9iAS」新機能について
新「Oracle9iAS」はJavaのパフォーマンスとスケーラビリティの改良の他、主に次の特長を備えています。
●包括的なシステム統合基盤- 企業内・企業間のインターネットビジネスプロセス統合と最適化を実現します。アプリケーション、データ、そしてパートナー企業まで含めた統合を実現する包括的な統合基盤を整えました。
●SOAP(Simple Object Access Protocol)対応- WebサービスをサポートするSOAPに対応しました。「Oracle9iAS」を使ってWebサービスにアクセスし、ダイナミックに呼び出すことが可能です。
●ESI (Edge Side Includes)-Enabled Caching- ダイナミックなWebコンテンツキャッシングのためのオープンな業界標準であるESIをサポートすることにより、「Oracle9iAS」はダイナミックなJavaアプリケーションを実現し、同じハードウェア上でESIを利用しない場合よりも85倍多くのユーザーへの対応を実現します。
「Oracle9i Application Server」について
他社がこぞってバラバラに提供するEビジネスミドルウェアの統合はITシステムの大きな問題です。10以上の製品を統合した「Oracle9iAS」へと他社製品から置き換えることによって、この問題をオラクルが解決します。「Oracle9iAS」はJ2EE完全対応、EIP(Enterprise Information Portal)ソフトの組み込み、高速なキャッシング機能、ビジネスインテリジェンス機能、迅速なアプリケーション開発、アプリケーションとビジネスの統合、Webサービスなど、すべてが一つになっています。オラクルのアプリケーションサーバーへのたゆまない研究開発投資は新しい軽量J2EEエンジンの提供を可能にし、キャッシュ機能の大幅な強化によって、企業がハードウェアではなく、ソフトウェアの拡張でシステムのインフラコストが軽減されることを実現します。
※本参考資料の詳細および日本での対応につきましては未定ですので、予めご了解ください。なお、新「Oracle9iAS」である「Oracle9i Application Server R1.0.2.2」日本版は秋頃出荷予定です。その前にOTN-J http://otn.oracle.co.jp/ などから評価版として7月下旬から早期入手が可能になる予定です。
■ 本件に関する報道関係お問合せ先:
日本オラクル株式会社 社長室 広報部 玉川
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