国内初！公道走行可能な電動キックボードを販売するE-KONが和歌山・白浜で独自の実証実験を開始！

電動キックボードの観光地での活用や移動範囲の拡大効果を検証

2021-08-26 09:30

公道走行可能な電動キックボードを製造・販売する合同会社E-KON(本社：兵庫県姫路市、代表：岡田慶太、以下当社)は、和歌山県西牟婁郡白浜町にて、2021年8月26日(木)～29日(日)限定で、当社の電動キックボードのレンタルサービスを通した実証実験を行います。

今回の実証実験は当社が独自に行うもので、関西地域でも有数の海水浴場である白良浜において、観光客を対象に公道走行可能な電動キックボードがどのように使われるかを検証します。
公道走行可能な電動キックボードを販売する会社が店舗を借り、観光地で期間限定のレンタルサービスを提供するのは国内で初の試みです。
観光地を訪れる不特定多数の観光客にレンタルサービスを行うことで、移動手段が限られ、商業施設とも距離がある観光地において電動キックボードがもたらす効果についてデータを取得します。

観光地での移動の変化を検証

和歌山県西牟婁郡白浜町は、観光資源である白良浜を有しています。海水浴やリゾート体験を目的とした観光客で賑わいますが、観光客の滞在は主に白良浜周辺に限られます。
白良浜周辺はコンビニエンスストアが3軒ほどしかなく、飲食店が少ないため、夏は大変混雑します。そのため、車やバスでの移動が困難となり、白浜町内への移動につながりにくい状況が考えられます。
こうした状況をふまえ、公道走行可能な電動キックボードのレンタルサービスで、観光客の移動や経済効果がどのように変化するのかを検証します。

姫路市での実証実験データとの比較

現在、当社は産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」を用いた電動キックボードの実証実験を姫路市で行っています。
姫路市の実証実験では、姫路市および神姫バス株式会社(本社：兵庫県姫路市)の職員の方が業務中の移動手段として、ヘルメットの着用任意、最高速度15km/hといった条件のもと、姫路駅から半径2kmという限られたエリアで電動キックボードを利用しています。
一方、今回の白浜での実証実験では不特定多数の方を対象とし、15km/hの速度制限はなく、ヘルメット着用等は原動機付自転車として道路交通法に準じた形で行われます。
当社は、今回の実証実験を行うことで、公道走行が可能な電動キックボードの利用目的や利用範囲、利用料金等を独自で調査します。
条件が異なる2つの実証実験のデータを比較することで、観光地での電動キックボードの活用や経済効果の可能性、地域活性化につながるデータの取得を目指します。

姫路市での実証実験について(プレスリリース)
https://www.atpress.ne.jp/news/271018

実証実験の内容

実施期間　　：2021年8月26日(木)～29日(日)
実施場所　　：和歌山県西牟婁郡白浜町白良浜
貸し出し　　：「和歌山ラーメン和ん」の店舗前
レンタル料金：1時間1,000円～
※公道走行可能な電動キックボードは、「原動機付自転車」です。走行には運転免許が必要です。
※走行にはヘルメット着用が必須です。

合同会社E-KON(イーコン)について

日本国内の保安基準を満たした公道走行可能な電動キックボードを製造・販売しています。企画から設計・開発、改良までを当社で一貫して行い、納車前には日本国内で安全点検を行うことで、安全性と快適性を確認しています。また、良い製品を低価格で提供するため、海外の提携工場で製造しています。

販売モデル(一例)

E-KON grande 2.0(公道仕様)
価格　　　　　　：96,690円(税込)
モーター定格出力：350W
耐荷重　　　　　：約120kg
サイズ　　　　　：1210×200×670mm
重量　　　　　　：約17.5kg
最大速度　　　　：38km/h
最大航続距離　　：約35km
ブレーキシステム：両輪ディスクブレーキ
バッテリー電圧　：48V
バッテリー容量　：10Ah
バッテリー　　　：リチウムイオン
タイヤサイズ　　：前後10インチ(チューブレスエアタイヤ)