令和最初の夏休み、世界最大の新空港建設中の北京が人気急上昇!
~エアトリが夏休み人気急上昇渡航先ランキングを発表~
総合旅行プラットフォーム「エアトリ」(https://www.airtrip.jp/)を運営する株式会社エアトリ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉村 英毅 以下エアトリ)は、2019年の夏休み人気急上昇渡航先ランキングを発表します。
2019年の7月20日から8月31日までに出発する海外航空券の予約数を昨年の同時期を比較したところ、最も予約数が伸長したのは中国の「北京」(前年比:191.3%)でした。
世界最大のハブ空港建設中の北京
1位は中国の首都「北京」となりました。国際線と国内線を合わせた航空旅客数が世界で2位の中国は、2020年代半ばにはアメリカを抜き1位になる事が予想されるほど、旅客数が増加しています。
北京では2019年9月開港に向けて、日本の代表的な競技場建設時に話題となった世界的建築家の設計によるターミナルを採用する「北京大興国際空港」が建設中です。開港時は滑走路4本で運用を開始し、将来的には滑走路を7本に増やす予定で、年間で乗客1億人が利用する世界最大のハブ空港となります。新空港開港後には更に世界から注目される事が予想されます。
また、厚生労働省の報道資料※によると、外国人労働者の4人に1人以上が中国国籍で、最も多い割合を占めています。日本で働く外国人労働者数は年々増加しており、今年の4月から受け入れの拡大となる法案が施行された事も、北京への渡航者数増加に影響しているのかもしれません。
10年ぶりに関西線就航のバンクーバー
2位はカナダのバンクーバーはカナダの航空会社エア・カナダが6月1日より10年ぶりに関空(大阪)-バンクーバー線を就航させました。同路線は2008年に運休後、2015年からはエア・カナダが展開するLCCのエア・カナダルージュが運航していましたが、今年からはエア・カナダへ切替えとなり、航空会社が同路線を注目していることが伺えます。
また、大阪からバンクーバーは約9時間の飛行となりますが、エア・カナダルージュの機材には個人用モニターやイヤホンジャックが搭載されていませんでした。機内の設備を重視する人にとってもエア・カナダへの切り替えにより今後さらに需要が高まるかもしれません。
LCC各社が注目するグアム
3位のグアムは、2018年12月に韓国のLCCであるティーウェイ航空が名古屋-グアム線に新規就航しました。同路線は名古屋からグアムを結ぶ直行便の唯一のLCCとなります。
2018年7月には同じく韓国のLCCである済州航空が関空(大阪)-グアム線を就航しており、LCC各社がグアムに注目していることが伺えます。
LCC各社のグアム線就航だけでなく、グアム政府観光局は日本事務所の運営体制再編成を2018年9月に発表しています。日本におけるグアムのPR活動強化も渡航者の増加に繋がっていることが予想されます。
今回、惜しくもTOP3とならなかった「ダナン」は近年注目を集めているベトナムのビーチリゾートです。2018年10月にはベトナム航空が関空(大阪)-ダナン線を就航させ、2019年2月には中部国際空港(名古屋)とダナン国際空港が友好空港提携を結び、2020年に名古屋-ダナン線の就航を目指しています。
日本とベトナムの両国間を行き来する観光客は年々増加傾向にあり、2020年には150万人に達すると予想されています。ダナンへの更なる旅行者の増加が期待されます。
※「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在):https://www.mhlw.go.jp/content/11655000/000472892.pdf
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