【納入事例レポート】あ、ここにも杉田エース!Vol.182横浜市保土ヶ谷区にあるマンションの大規模修繕工事において、エントランスを自動化することになり、ドアにスイングオペレーターの設置をご提案し採用いただけることになりました。
建築金物の総合エンジニアリング企業である杉田エース株式会社では、50,000アイテムにおよぶ様々な建築金物、建築資材を取り扱っています。その一部である最新納入例をご紹介します。
【納入事例レポート】あ、ここにも杉田エース!Vol.182
http://www.sugita-ace.co.jp/report/2016/entry1582.html
お客様の悩みとしては、「住民の高齢化が進んだことで重い扉の出入りに不自由を感じる人が増えてきた」ということでした。20年前と言えばバブルの余韻が残り、豪華なマンションが流行っておりました。エントランスはマンションの顔です。とてもゴージャスな扉がセールスポイントの一つになっていました。月日が経ち、高齢化したご入居者様にとっては「重い」ということが悩みの種になっていたのでした。
問題点をまとめると
重厚感ある重いドアが、強風の日は特に大人でも開けるのが大変な上、バタンと早く閉まる状況。
エントランスはマンションの顔なのでデザインは損ないたくない。(資産価値を損ないたくない)
試しに1ヶ所、開き戸を引き戸の自動ドアにしたが、重厚感と高級感が損なわれてしまってイメージが悪くなったとご入居様が残念がっていた。
そこで考案したのが「ドアの電動アシスト化」でした。簡単に言うと現在のドアに「DORMA(ドルマ) スイングドアオペレーター ED100」を取り付けることでドアの開け閉めを楽にしましょうという提案でした。
資料を示してもその感覚というのはご入居者様には伝わりません。そこで、代理店様にも付き添っていただき、デモンストレーションを行ったのでした。そんな販売促進の活動が実り「DORMA(ドルマ) スイングドアオペレーター ED100」を採用いただくことが決定しました。
成約できたポイントは3点です。
マンション管理組合の会合に参加し、実機の付いたサンプル台を持込み稼動させながら説明し機械の概要を理解いただいた。
廃材が出ず地球に優しくエコである事も住民の賛同を得られた。
機械本体の取り付け部の曲げ物を工夫し、デザイン面で既存の高級扉の重厚感を維持できたこと。
建築業界から出る廃棄物の量はとても多いのが現状です。しかし、今回の仕事はある物を有効活用できたので今の時代に最も適していると感じました。全てにおいてとても勉強になったプロジェクトです。
<DORMA(ドルマ) スイングオペレーター ED100のポイント>
〇驚きのパワーで風にも強い
〇最大150Nのパワーで風速15m/sでも扉がラクに開閉
〇マンションやオフィスビルの通用口・駐車(輪)場出入口・ゴミ置き場室・風除室の扉、住宅の玄関扉、食品工場(HACCP対応)・劇場・映画館の出入口扉、病院のレントゲン室の鉛入り扉、車イス利用者の扉など、このような場所の開き戸に設置して使用します。
〇扉が90度に開くまでの時間を2~11秒で設定可能
DORMA(ドルマ)ドアクローザの紹介
http://www.sugita-ace.co.jp/products/dorma/index.html
DORMA(ドルマ)ドアクローザのカタログ
http://www.sugita-ace.co.jp/products/dorma/pdf/door_closer_vol5.pdf