京都のスペシャルティコーヒー名門Unir(ウニールより) 現役トップバリスタである山本知子ヘッドバリスタが WBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)2019へ出場決定

2018-10-16 09:30

9月26日、27日、東京ビッグサイトにて行われた日本最高峰のバリスタ選手権JBC(ジャパンバリスタチャンピオンシップ)2018にてUnir(ウニール)山本知子バリスタが優勝という成績を納めました。2019年4月米国ボストンにて開催のWBC(ワールドバリスタチャンピオンシップ)2019へ日本代表として出場が決定致しました。

山本知子ヘッドバリスタプロフィール

−Tomoko Yamamoto - Unir Head Barista -
京都府長岡京市を拠点に東京、大阪、京都に5店舗を展開するスペシャルティコーヒーロースターUnir(ウニール)のヘッドバリスタ兼全店統括マネージャー。JBCは10度目の挑戦でチャンピオンに輝く。FHAアジアバリスタチャレンジ2014準優勝など入賞歴多数のトップバリスタ。家庭を持つ女性でありながら第一線のバリスタとして活躍する姿に共感するファンも多い。また専門学校など講師経験も多数。

-Works-
Unir(ウニール)のヘッドバリスタ兼全店統括マネージャーであるため、もちろん店頭でバリスタとして勤務している。しかしここ数年急激に増えている仕事が外部へのバリスタトレーニングやコンサルタントとしての業務。これも素晴らしい品質のスペシャルティコーヒーを世の中に広める大きな仕事。飲食店以外の異業種からのコーヒーコンサルタント依頼も多く、昨年では京都女子学園の学内カフェのプロデュースを行い、同カフェがグッドデザイン賞を受賞。女性として今後様々な方面での活躍が期待される。コーヒーの裾野を広げる仕事や、コーヒーを通しての学びや生活の提案、そして働く女性としての活動にオファーが多くきている。

About World Barista Championship

-WBC(World Barista Championship)-
現在、世界最高峰のバリスタの競技大会で、各国のバリスタ・チャンピオンシップの優勝者たちによって、世界タイトルが競われる。競技者たちは15分間のうちに、エスプレッソ、ミルクビバレッジ、シグニチャービバレッジ(エスプレッソにフォーカスしたドリンクであり、競技者の創造性やスキルを示す創作ドリンク。ただしアルコールの使用は認められていない)がそれぞれ4杯合計12杯のドリンクであり、これが4人の審判たちに供される。審査は2回行われ、1回目は予選ラウンドで、その成績上位6名が2回目の決勝ラウンドを競う。
※2018年大会の世界チャンピオンは初の女性チャンピオンが誕生。日本・香港・台湾など近年アジア勢の好成績が続いており、山本知子にはアジア人初の女性チャンピオンの期待がかかる。

Japan Barista Championship 2018

-山本知子ヘッドバリスタ競技会の模様-
産地まで訪れ、厳選したマイクロロットの「コスタリカラパストラゲイシャ」というコーヒー豆にてその魅力をプレゼンテーション。どうしたらコーヒーが苦手な方へ美味しく飲んで頂けるか？バリスタとしてより新たな顧客層へ訴えるプレゼンテーションを披露。Unirバリスタとして10年第一線でやり続け、これからのバリスタのあるべき姿を問いかける情熱溢れる内容。
※競技の中継はyoutubeにてご覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=7QFQAv67HZ4&t=1239s

About Unir(ウニール)

品質に拘り、産地からダイレクトトレードで買い付けるスペシャルティコーヒーのなかでも厳選したハイクオリティのもののみを取扱うスペシャルティコーヒーロースター。代表の山本尚はカップオブエクセレンス国際審査員、SCAJローストマスターズ委員会副委員長を勤める。原料の品質にとどまらず、お客様のカップに届くまでの美味しさを追求し続け、バリスタの育成にも注力。今回JBC優勝の山本知子ヘッドバリスタを始め、各種競技会にて好成績を収めるバリスタが多数在籍するスペシャルティコーヒーのプロフェッショナル集団である。