令和2年度「仙台未来創造企業創出プログラム」認定企業 市長表敬

2020-09-10 16:00

仙台市では、首都圏への人材の流出や支店経済に依存した産業構造などの課題解決に向け、地域経済をけん引する企業を創出することを目的に、地元中小企業の上場支援を集中的に行う「仙台未来創造企業創出プログラム」を実施しています。
このたび、新たに「仙台未来創造企業」に認定された市内企業2社が郡市長を表敬訪問し、上場に向けた意気込みや上場の先に描く未来等について、抱負を語りました。

仙台未来創造企業創出プログラム ロゴ
市長表敬 集合写真
市長表敬の様子

□株式会社zero to one 竹川 代表取締役
(高度IT分野の人材育成のための教材開発と提供)
・教育ビジネスを通して、特に今、地域・社会で不足している、人口知能やビッグデータを扱える人材の育成を図りたい。上場を契機に、ビジネスの国際化のみならずファイナンスの観点からも可能性を拡げ、成長により獲得した資本は地域に還元し、地域と共に成長していきたい。
・様々な人が上場を目指し、同じ目標に向け切磋琢磨することによって生まれる意識の変化は、上場機運の醸成に向けて非常に意義のあることと感じている。
・上場そのものが目的ではなく、その先の未来を見通すことがより重要で、上場もファイナンスや、ブランド力向上のための手段の一つであるという認識が持てる様になる。先を見据えた人たちといかに切磋琢磨しながら上場を目指していけるかがポイントであると思う。

□株式会社ジェイベース 高橋 代表取締役
(注文住宅事業)
・1年半余りしか実績のない弊社が上場を目指す理由は、お客様からも地域からも信頼される企業でありたいとの願いから。上場を成し遂げることは、当社にとって一番大切なお客様からの「信頼」の証であり、そうした想いをもって創業時から上場を意識して準備を進めてきた。
・地元企業の技術力は大手企業と比べ決して見劣りするものではない。弊社が上場することで、地元企業も大手に負けない潜在的な力があることを証明したい。
・野球において名プレーヤーには名コーチと名監督が必要とされる様に、上場においても名コーチと名監督が必要。地域で上場を目指すにあたっては、人的な繋がりが希薄であることが障壁と感じている。弊社が「名プレーヤー」となり、人的な繋がりの構築に貢献していければと思う。

□郡市長
・本市では2014年から上場企業が生まれておらず。上場を本格的に目指しさえすれば、手が届く企業はあるのではないかと歯痒く感じていたため、頼もしく感じている。
・上場という共通目標の下、認定企業同士が競い合い、ネットワークを構築して互いに切磋琢磨しながら上場を目指していただきたい。
・若い経営者のお二人は非常にしなやかでそれが大きな強みとなっている印象を受けた。本プログラムを通して精一杯上場を応援させていただきたい。是非とも頑張ってほしい。

(参考)市長表敬の動画はこちらです(外部サイトへ)
https://www.youtube.com/watch?v=QTNlc7a1-5E&feature=youtu.be

仙台未来創造企業創出プログラムのHP
https://www.city.sendai.jp/kezai-chose/kurashi/machi/kezaikoyo/kezai/sendaimirai.html

ジャンル:
金融・経済
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