行方不明・交通事故・相続問題など、さらに増える認知症トラブル 目のトレーニングが高齢者の認知症予防に期待
~大阪府大東市で2月27日ビジョントレーニングイベント開催~
日本は世界の中でも最も速く高齢化が進む国の一つです。目を健康に保つことが認知症予防につながるということから、大阪府大東市と連携して複合施設を運営する株式会社フロムアースキッズ(所在地:大阪府大東市諸福、代表取締役:池田 有志)は、2024年2月27日(火)に大東市老人福祉センターにてビジョントレーニングイベントを開催します。
視力が認知症の発症に関連か
認知症高齢者の増加が深刻です。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症となり、700万人を超えると推計されています。認知症やその疑いがあり行方不明になった人は去年、全国でのべ1万8,700人余りと、この10年でほぼ倍増しています。その他、認知症の患者の交通事故問題や自分が認知症になると家族に負担をかけることが不安だという声も上がっています。
出典元
厚生労働省
認知症施策推進総合戦略
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12300000-Roukenkyoku/nop101.pdf
65歳以上の高齢者を対象にした調査によると、視力の良い人はそうでない人に比べて認知機能が高いというデータがあります。また、視力の悪い人は、認知症の発症リスクが良い人の2倍という研究結果も発表されています。
目の前しか見えていなかった視野が広がる
株式会社フロムアースキッズは2024年2月に大東市老人福祉センターにてビジョントレーニングイベントを開催します。ビジョントレーニングとは、ものを目で捉える力を高め、見たものを正しく認識したり、体を自分のイメージ通りに動かしたりする機能を高めるトレーニングです。
自分の指を上下左右や斜めに動かし、動く対象物を目で追う運動や、両手を上下左右や斜めに広げ、2点間をメトロノームなどのテンポに合わせて両目を動かせていく運動を行います。トレーニングを行うことで目と体の連携が円滑になり、認知症予防だけでなく高齢者のフレイル(加齢により心身が衰えていく状態)、転倒予防、交通事故防止などの効果が期待できます。
前回体験会参加者(80代女性)
「目で自分の指を追いかける運動やパネルの数字を追いかけるゲームなどやりました。今までは目の前しか見えていなかった視野がどんどん上や下へ広がっているのが実感でき、またやりたいと思いました。次やったときには必ずもっといい点数が取れるはずと久しぶりにワクワクしました。」
認知症の介護で悩んでいる方を助けたい
ビジョントレーニングはスポーツ界から広まっていきました。プロボクサー元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太さんも推奨、「このトレーニングがなければ全然今のレベルには達していない。」と話しています。アスリートの間ではビジョントレーニングはもはや常識になっています。
株式会社フロムアースキッズでは子供のころから取り入れると効果的ということで、野球やサッカーなどのスポーツの分野でパフォーマンスアップを目指す子供や、発達に課題のある子供たちに指導してきました。ビジョントレーニングを数多く実体験したことにより、高齢者の認知症予防にも効果があることを知り高齢者向けのイベントを開催するようになりました。
代表より
「親が認知症になり介護しているという方が私の周りでも増えてきています。親の介護で悩まれている方を少しでも助けたいと思い、高齢者向けの眼球運動を取り入れることにしました。日常生活の中に取り入れやすい運動なので、今回の催しをきっかけに認知症の予防に役立ててほしいです。」
《ビジョントレーニングイベント詳細》
日時 : 2024年2月27日(火)
開催時間: 11時から11時半まで
所在地 : 〒574-0044 大阪府大東市諸福1丁目12-12 諸福老人福祉センター
会社概要
会社名 : 株式会社フロムアースキッズ
代表 : 代表取締役 池田 有志
本社 : 〒574-0044 大阪府大東市諸福1-12-12
事業内容: 福祉施設運営
URL : https://www.city.daito.lg.jp/site/iju/46542.html